処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

エディット・ピアフ 愛の讃歌

2007-10-02 22:05:06 | 映画



原題:LA MOME
英題:THE PASSIONATE OF EDITH PIAF LA VIE EN ROSE

ピアフ役のマリオン・コティアールの熱演がすべての映画。

印象シーン1冒頭、アメリカ公演中のピアフのバックにビリー・ホリディのポスタ
       ー。ピアフが言う「ビリー・ホリディと誕生日が同じなの」

印象シーン2恋人マルセルのボクシング・シーン。この時流れる曲は「私の神様」
       ピアフの曲がこんなに肉弾戦に合うとは。二人の愛の強さがそのま
       ま伝わってくる。

印象シーン3マルセルの飛行機墜落死を知って狂乱。コティアールのピアフの魂が      
       乗り移ったような演技が圧巻。

印象シーン4晩年のマリブ・ビーチの夕陽の中のピアフ。温かな風景にかえって
       孤独感が滲み出る。

何と、マレーネ・ディートリッヒと会話を交わすシーンが出てくる。ここは、アーカイブ
を使って、本物の彼女の映像を処理して欲しかった。
30年代のパリの市街の風情がいい。カメラが日本人なのを改めて知った。
アメリカ公開題名は「ばら色の人生」 日本では「愛の賛歌」愛好される歌の違いか。
90点。










最新の画像もっと見る

コメントを投稿