毎日がしあわせ日和

ほんとうの自分に戻れば戻るほど 毎日がしあわせ日和

山の民

2014年12月09日 16時41分55秒 | ふと思うこと


白浜での仕事を無事終えて、なつかしのわが家に戻って 1週間。

身に馴染んで使い勝手のいいマイスペースと、24時間すべて思い通りに使える氣ままな暮らし、やっぱりいいなぁ、ありがたいなぁ (*^^*)

戻ってすぐは、持ち帰った荷物の片付けと ずっと出来ずじまいだった衣類の入れ替えや暖房器具の準備などの冬支度で そこそこ動いたりもしましたが、その後はすっかりのんびりペース、心の赴くままに過ごさせてもらっています♪



帰宅と同時に 「真冬並み」 と言われる寒波が訪れて、雨が降ったり雪がちらついたりと不安定なお天氣が2~3日続いたけれど、ここ数日は 朝晩こそ多少冷えるものの、昼間はぽかぽかと暖かい日ざしに恵まれて 幸せ氣分

おととい・きのうと2日続けて、久々に山の上のほうまで散歩に行ってきました。

澄んだ青空にふんわり白い雲、ゆうゆうと舞うトンビ、色づいた木の葉と すでに葉を落として 黒いシルエットを浮かび上がらせる枝々、秋から冬に移り変わろうとする山並に 傾きかけた日が赤々と照り映えて、なんてなつかしい光景。。。

やっぱり私は山の民だなぁ、山が好きなんだなぁ、としみじみ実感。


白浜の寮は 旅館の別館にあり、この別館と本館をつなぐ渡り廊下の片側からは 白良浜が見下ろせ、もう片側は 木々が植わった斜面になっているのですが、通る人のほとんどが海側ばかりを眺める中、私だけは 斜面の木や草の表情、木漏れ日と地面に落ちる影のコントラストなどに魅了され、ひたすらそちらに目を奪われて、「何か面白いものでも見えるの?」 などと通りがかった人に不思議そうに尋ねられるほど。

もちろん、海だって美しく魅力的なのです。

が、なぜか私の心を和ませ 安らがせてくれるのは、いつも山側。

これはただの景色じゃない、私の中にある、私の喜びそのもの。。。そんなふうに感じたものです。

なつかしい場所を巡り歩きながら、ふとそんなことを思い出しました。





大好きな山里に戻って、穏やかな暮らしをこの手で紡ぐ毎日。

そんな中、折に触れて 白浜での日々を思い返しては、その意味を確かめ続けています。

なんて大きな体験を重ねたことか・・・と。

楽しいことばかりではなかったけれど、いや、それだからこそ、得たものも半端なく貴重だったようです (^^)