毎日がしあわせ日和

ほんとうの自分に戻れば戻るほど 毎日がしあわせ日和

またまたちょこっと 「インセプション」

2014年12月22日 11時11分09秒 | 貴秋の視点、すなわち偏見


先日煮つめたリンゴジャム、もともと甘露煮だったのをさらに濃縮させたので、甘味も酸味もかなり強力。

私の好みでは、こういうジャムは ミルクティーやカフェオレなどのミルク系のドリンクといっしょにいただくと、ジャムの主張がミルクでまろやかに包み込まれて とても相性がいい氣がします♪

パンに塗ってたっぷり食べ、残ったジャムで蒸しパンを作りました♪

蒸し器はもちろんストーブの上(笑)

そんなおやつをいただきながら、きょうもブログ、いってみよ~ (≧▽≦)/ 





最近の記事にも 「インセプション」 という単語をちらっと挟んでしまったりする貴秋ですが、そういえばちょうど去年の今頃だったんだよね、映画 「インセプション」を繰り返し見ては、いろいろな氣づきをもらっていたのは。

本来架空の物語である クリストファー・ノーラン監督のこの話題作、私の中では さまざまに符合するものがあって、内面的に不思議なリアルを感じて とても身近に思えるのです。




実は、今回の白浜でも 助けられてるんだよね、「インセプション」 に




二度目の白浜滞在が、「他者という鏡に映し出される己が姿を省みて 過去の縛りから解き放つ」 (大仰な表現・笑)作業のために用意されたことは、割と早くからおぼろげに察していました。

そもそも 今回の勤務先が 一度目と同じ旅館になったのは、こちらが望んでのことではなく、たまたま仕事先の紹介を頼んだ派遣会社から 「前回と同じところ、どうですか?」 と話が来て、こちらも 万事一から覚えなくて済むのは楽だしなぁ、ぐらいの考えで承諾しただけのこと。

が 実際行ってみて、内なる探求において この同じ職場というところが けっこう大きなポイントだったことがわかりました(^^)v

一度目の契約終了から約4ヶ月の間に、数名の派遣社員を除き 旅館直属の社員さん・パートさんの顔ぶれは、新しい人がひとり入ったのを除けば、前回とまったく同じ。

初対面のインパクトが薄く お馴染み感が強い分、「他者」 ではなく 「自己の鏡像」 として見やすかったんです。




しかしそこは やはり長年の習慣の根強さ、摩擦が起きた瞬間 カチンときて、相手によからぬ思いを持ってしまうのは避けられず。

でも 相手を悪者にしている時って、“ひとつ” であることを忘れて 自他に分離し その世界に取り込まれちゃってるから、引きの目線で落ち着いて見つめるなんてできないんだよね

で、仕事中はジタバタあがいて、仕事が終わって自室に戻ってから 改めて事の次第を思い返し 吟味する毎日。

頭の中は 三次元と五感を超えた世界を行ったり来たり かなり目まぐるしく、負を手放すはずが うっかりすると逆に振り回されたりして、けっこうキツくって (T_T)

そんなときに ふと思い出したのが 「インセプション」 。




映画を見た方ならお分かりだと思いますが、「インセプション」 って 場面の半分以上が 登場人物の夢の中の描写なんですよね。

夢の場面には 「通行人」 って感じの “その他おおぜいキャラ” がぞろぞろ出てきて、多数のエキストラさんが演じておられるんだけれど、他者のように見えて 実は皆 夢を見ている人の 潜在意識の投影。

あからさまに他人に見えてしまうけれど、潜入者であるコブたち以外の人物は すべて夢主の意識のかけら、大勢のようで 実際はひとり、という設定。

見始めた当初は この設定になかなか馴染めなくて混乱したけれど、ほとんど三ケタに上ろうかという回数見返しながら 「このエキストラさんたちは 誰それの投影、投影」 と唱え続けるうちに、だんだん慣れて そう見えるように変わってきたのです。




で、この感覚を そっくり自分の現実に当てはめて、自分は 「インセプション」 みたいな映画の中の主人公で 夢の主の役、まわりの人はみなエキストラで 「インセプション」 と同じく自分の潜在意識の投影役、という新たな視点から、万事を見直すよう努めたんです。

これが思いのほかうまくいって、以後 仕事中でも 客観視点から冷静に 今起きていることの意味を確かめるのが 容易になりました \(^o^)/

今ではこの視点にかなり慣れ、「インセプション」 を引き合いに出さなくても、一歩引いたところから眺め渡すのが ずっと楽に出来ます♪

いや~、こんな効用がこの映画にあろうとは思わなかったなぁ

この作品と出会い、これでもかっていうぐらい見続けたのは、こういう 「布石」 の意味もあったのかしら。。。。





。。。。という次第で、改めて クリストファー・ノーラン監督はじめ この映画に携わってくださった すべての方々に感謝します。

こんな素晴らしい映画を この世に送ってくださって ほんとうにありがとうございました m(__)m




そうだぁ、今晩また久々に 「インセプション」 見~ようっと