きょうは小正月。
おとといの晩に奈良から戻って、きのうは荷物や部屋の片付けなどする以外はぼぉ~っとして過ごし、けさもだいぶ寝坊しちゃったけれど、午後から徐々に復調、小豆粥用の小豆を茹でたりしていました♪
小豆のためにストーブ点けたはいいけれど、きょうはだいぶ暖かいので ほんとうならストーブなしで大丈夫なんだよね。。。うっかりするとのぼせそう
そこはこたつ消したり服の脱ぎ着で調節したりしながら、さらにお出汁をとったり カモミールの化粧水を煮出したり、相変わらずとっかえひっかえ鍋を乗せております
今夜は小豆粥にお漬物で、米・豆・野菜の清らか浄化ご飯です
7日には 実家で七草粥を朝食に作りました。
お水は 家から持参の湯の峰の温泉水。
子供の頃からの習慣ではないのだけれど、こういう食べ物が絡んだ季節行事は もともと好きなたちなので、後付でもしっかり根付くようです♪
次の目標は、スーパーで買った七草ではなく、野でつんだセリやナズナ、自家製大根と蕪で作る七草粥だ
うん、そう遠い目標でもなさそうだな・・・・大根と蕪以外の五草の見分けさえつけばね(おい)
私の場合、食が絡まない行事には イマイチモチベーションが上がらないのはいかがなものか、という氣もしますが(^◇^;)、心豊かな暮らしと食は 切っても切れないイメージで がっちり刷り込まれているようです。
興味深いのは、自分の心のありよう次第で 魅力を感じる食べ物がころころ変わること。
フラストレーションを感じると、普段は欲しがらないこってり系や甘いものががぜん欲しくなる回路は 相変わらず健在ですが、この手の衝動に襲われたとき、そのまま流される代わりに からだの感覚をじっくり見て見たら、面白いことに氣がつきました。
のどが渇いたときとそっくりの感覚があるのです。
それも、普通に 「のど渇いた~、なんか飲も♪」 っていうときよりももっとひりつくような、メンソレ塗ったみたいにスースー冷たいものが通り過ぎるような、その上さらに軽い締め付け感も加わって。
けっこうな不快感で、さっさと消してしまいたい氣持ちにかられます。
まだはっきりとはわかりませんが、この感覚は、望むものが手に入らない・実現しないもどかしさと関係あるように思えます。
そして この感覚と食欲が結びつくと、食べることの快をもって この不快感を一刻も早く打ち消したいという強い思いが湧き起こり、正常な判断力をあっさり吹っ飛ばすのも うなずけます。
こんなからくりに、私の食欲は 長いことコントロールされてきたのね。
長時間感じ続けるのはかなり苦しい感覚なので、何度も仕切り直しになりましたが、それだけのことはあったようで、最近はかなり和らぎ その分しっかり見つめられるようになったおかげで、加速度的に薄らいでいるようです。
おかげで、欲求に駆られても そのまま流されず 踏みとどまれるようになりました (^^)
きょうみたいに 小豆粥と香の物なんてシンプルご飯が魅力的に思える日は、心の中も平和なのでしょう。
小正月、別名女正月、年末年始を忙しく過ごした女性たちが ゆっくり安らげる日。
おかげさまで、その日にふさわしい穏やかな一日を終えられそうです