Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

50回目のファーストキス

2010-12-13 | 外国映画(か行)
★★★★ 2004年/アメリカ 監督/ピーター・シーガル

「毎日、愛を噛みしめる」

常夏の島ハワイ。水族館で獣医として働くプレイボーイのヘンリーは、ある日カフェでルーシーという女性と出会い、一目惚れ。意気投合した2人だったが、翌日また同じカフェで再会すると、彼女は冷たく他人行儀になっていた。実はルーシーは1年前に交通事故に遭い、その後遺症から一晩で前日の記憶を全てなくしてしまう短期記憶喪失障害を抱えていたのだった。ヘンリーは毎日、初対面から始め、愛を告白する…。



コメディ映画では結構有名な俳優、アダム・サンドラー。
どうも私はこのジャンルをあまり見ないこともあって、
ピンと来ない俳優なんだけど、この作品は良かったです。
一日たったら記憶を忘れる彼女に毎日毎日違うアプローチをするって、
こりゃあロマンチックな話ですねえ。
その方法が毎度毎度笑わせてくれる。
その1日の努力でも日本人男性に真似してもらいたいもんですよ。
そんな「彼の努力=どんなに自分を愛しているのか」、
を毎日噛みしめることができるこの女の子は世界一の幸せ者じゃないかしら。

記憶障害を持つ女性を演じるドリュー・バリモアも、
障害をネガティブに感じさせない突き抜けたキャラクターでとても愛らしい。
素直に誰もがいい映画と言える作品。
すんごい、ほっこりしました。