Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間

2017-08-04 | 外国映画(た行)
★★★★☆ 1992年/アメリカ 監督/デヴィッド・リンチ

(WOWOW)
映画館で見てからしばらく経つ。再見。
TVシリーズのドナを別人が演じているのが何とも痛い。
それだけで世界観がまるで違う。
それにしても、ローラパーマーを演じているシェリルシーは、なかなかの演技派だと再認識。
狂気じみた泣きの演技(それも何度も何度も)を見るに、リンチが彼女をキャスティングしたのも納得。
これのイメージが強すぎたのがキャリアに影響を及ぼしてるなあ。

公開当時はドラマ版の謎がスッキリ解けるわけではないとか酷評されていたようにも思うけど、
それでも、死を覚悟したローラの自暴自棄っぷりと、繰り返しでてくる赤い部屋のシーン、
そして、狂った(みんな狂ってるけど)ローラのパパの怪演を見ているだけで
そりゃもうリンチファンとしてはお腹いっぱいの大満足だ。