Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

IT イット “それ”が見えたら、終わり。

2019-01-09 | 外国映画(あ行)
★★★ 2017年/アメリカ 監督/アンディ・ムスキエティ

(Netflix)

子どもたちが自分の中の恐怖に立ち向かい乗り越えていくジュブナイルものであるが、そのジャンルの他の秀作群に比べて本作は特にここが優れているというのが見当たらないというのが正直な感想。なんで、そんなにアメリカで爆発的に売れたんですかね?赤い風船、黄色いレインコート、ピエロと記号的なビジュアルの羅列は印象に残るが、元の事件の真相や街に根付く因縁などの詳細がうやむやのままなのは消化不良。最後はキスの相手はぽっちゃりくんだろうが!とツッコミ。大人編ではでぽっちゃりの大逆転があるのだろうか。