Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

ゲティ家の身代金

2019-01-10 | 外国映画(か行)
★★★☆ 2017年/アメリカ 監督/リドリー・スコット

(Amazonプライム)

屋敷内の公衆電話で吹いた。何とまあキャラの立ったジジイだこと!そして、孫に渡した置物が●●だったとは…。ゲイルが美術館に入ってから観客をじわじわと奈落の底に突き落とすリドリーの演出、ほんと意地が悪くて最高だな!(褒めてます)クリストファープラマーに交代したから、大金持ちの悲哀が出てきて妙に格調高くなってしまった。それが結局、吉と出たのか凶と出たのか。個人的にはケヴィンスペンシーの嫌みな演技全開で、悪童ゲティの最期にざまあとなる展開も面白かったのではないかと想像してしまう。超ムカつくジジイVS強気なシングルマザーという対立も際立っただろうし、よりエンタメとしては消化できル作品になっただろう。