Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

悪の法則

2020-11-06 | 外国映画(あ行)
★★★★☆ 2013年/アメリカ 監督/リドリー・スコット

贅沢な暮らしに美しい婚約者。弁護士はほんの少しの好奇心と欲望でドラッグディールに手を染める。地獄行きのボタンを押したらもう止められない。生きることは狩ること。狩る意思のないものは決して狩り場に入ってはならない。警告は全て実現する。世にも恐ろしい伏線回収映画。

狩の女王、マルキナを演じるキャメロン・ディアスが圧巻。裏でカルテルを操る存在だが、最後まで素性は明らかにされないし、組織に属しているのか一匹狼なのかも不明。そのわからなさが最高。だって、この世の中のほとんどを私たちは知らないのだから。