★★★★ 2019年/アメリカ 監督/ジョナサン・レビン
女性がステイタス上の格差ロマンスにはノッティングヒルの恋人という大名作があるけど、負けず劣らずチャーミングな作品。シャーリーズセロンは超絶美しいし、一方国務長官というバリキャリなのにお茶目なところもあり。またそれを嫌味なく見せられるのは姐さんさすがです。
昨今ポリコレもあり、美人と醜男というルッキズムの側面をネタとして使うのは難しいが、それも見事にクリア。見た目や金銭格差はあまり触れずに、志のある者同士の結びつきに帰結させる脚本が実に今っぽい。●●となった彼女をフレッドが紹介するラストも今後の社会の希望を投影していて爽快だった。