Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

007スペクター

2021-09-25 | 外国映画(た行)
★★★★ 2015年/アメリカ 監督/サム・メンデス

冒頭アクションが全てな007シリーズ。死者の祭りの大騒ぎ、長回し、大爆発、ヘリコプターの超危険なスタントまでの大迫力で十分満足だが、以降はアクションのために物語が動いている感が拭えない。オーベルハウザーとの幼少期の因縁は必要だったか?盛り込みすぎて消化不足が目立つ。

レアセドゥのボンドガールは今シリーズ最強の存在感。一方、盛り込みすぎの弊害を食らったのはモニカベルッチ。出演シーン少なすぎだし、全く物語に絡まないのはとても不満。クリストフヴァルツは悪の総大将らしさがなく、普通のおじさん。悪役のキャスティングが難しい時代だね。レミマレックに期待。

ブロードチャーチ〜殺意の町〜 S1

2021-09-25 | TVドラマ(海外)
殺人事件など起きない田舎の海岸で少年の遺体が発見される。徐々に明らかになる住民たちの秘密。
ってこれツインピークスじゃん。
犯人が意外な人物ゆえミステリーとしての面白さはあるが、疑わしき人物たちの深堀りがやや足らず。断崖絶壁の風景は印象的だけど。

殺人事件ものって、放送時は犯人は誰かってことで視聴率を稼いでいけるんだろうけど、ビンジウォッチになるとそれより人間ドラマとしての面白さを求めてしまうわけで、やや物足りない。シーズン2を見るか微妙…。