Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

ひとよ

2019-11-27 | 日本映画(は行)
★★★★ 2019年/日本 監督/白石和彌

キャスト全員演技巧者で見ごたえたっぷり。隙がなさ過ぎるのが欠点とも言いたいくらい。個人的には自分至上最高に美しい佐藤健(しかもやさぐれてるのが最高)。それだけでも大満足。不満点と言えば家族とその内側だけの話に終始しており、家族と社会の接点が見えないところ。

主要キャスト以外の佐々木蔵之介、MEGUMI(しゃべり方変えてるよね)、音尾琢真、筒井真理子、韓英恵、浅利陽介(あの変な髪型が最高)。全員完璧。それから牝猫たちでとろサーモン村田を抜擢したように、千鳥の大悟も実に自然に嘘のない演技で魅了する。白石監督は芸人俳優の発掘眼がピカイチ。

それにしてもみなさん白石作品への期待値が高すぎる気がする。いや、わかりますよ、毎回映画料金払った分だけの充実感与えてくれるもの。しかもバイオレンス中心で年に何本も商業映画の公開作あるのすごいし。取り急ぎ見ても間違いなしはもはや白石和彌かイーストウッドでしょ。言い過ぎ?



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