Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

弁護人

2021-08-30 | 外国映画(は行)
★★★★☆ 2013年/韓国 監督/ヤン・ウソク

学歴コンプレックスを抱く税務弁護士がお世話になったクッパ店の息子のために立ち上がる。一見ベタなストーリーの予測を遥かに超えてくる迫力の展開。正義のために闘う、その真っ当さがいかに困難な時代だったか。胸が痛くてたまらない。後半は鬼気迫るソンガンホにやられっぱなしだった。

だいたいこの手の作品は悪い奴がムカつくほどにヒートアップするのだが、本作のクァク・ドウォンの悪人ぶりもある意味期待通り、いやそれ以上。まさに蛇の目。睨まれたら終わりの感満載。自国の歴史に堂々と斬り込み、娯楽作品に仕上げる韓国映画。どれを見てもハズレなし。



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