Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

ベイビー・ドライバー

2017-10-04 | 外国映画(は行)
★★★★ 2017年/アメリカ 監督/エドガー・ライト

(映画館)

役者の一挙手一投足が音楽のリズムに合い、
カーアクションまでがBGMに呼応する、大変楽しい作品でR。
だが、しかし。
何もかも音楽のリズムに合っていること自体に、中盤飽きてしまったんだよなぁ。
それはそれで変化がないというか。
ヒロインはとてもキュートでいい。

散歩する侵略者

2017-10-03 | 日本映画(さ行)
★★★☆ 2017年/日本 監督/黒沢清

(映画館)

いかにも元が舞台というのがわかりノレず。黒沢清なのに!
そもそも「概念」という非常に複雑なものをその辺の人間が「言葉」にすることで本当に理解したことになるのか。
舞台ではなく映画なんだから「概念をもらう」というのを映像的に見せて欲しかった。そして、黒沢印が少ないのが物足りない。
長澤まさみは良かった。

殺されたミンジュ

2017-10-02 | 外国映画(か行)
★★★★☆ 2014年/韓国 監督/キム・ギドク

(WOWOW)

ミンジュとは韓国語で民主主義のことだそうで。
そうとわかれば物語も人物も全てが政治的なメタファーであることがすんなり落ちて、非常に面白い。
そして、リンチの度に警察、軍隊、テロ組織とコスプレする謎の集団が笑える。
ギドク風味たっぷりの政治風刺劇を堪能した。