【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

絵手紙~八月~

2010-08-27 | 絵手紙

なす


切り口から描いていきましょう、ちょっとナナメで反りがあります。
切り口、二重になってるところもお忘れなく、
実は真っ直ぐなんで、はみでてしまいます、
大きくはみ出すぐらいに・・・

彩色です
ここんところは臙脂をうすく塗ってください
収穫して新しいうちは切り口が、緑色ですよ。
なすは、もう紫でいきましょう。
一色できれいな澄んだ色でいきましょう。濃いところは濃く、
なすの首のところ本藍と紫を混ぜます、このときは本藍をベースに紫を入れて泡が立つくらいよ~く混ぜます
白残しをたっぷりですよ。



余談ですが・・・
ナスの皮の色は「なす紺」と呼んでいます。
表皮には抗酸化作用のあるアントシアニンが多く含まれていますので焼きナスよりも皮ごと食べる料理がオススメです。
ナスの原産地は、東インド。
日本には平安時代に伝来して栽培されてきたなじみのある野菜だそうですよ。


水ようかん


縦でも横でも・・・
ハガキの中に、できるだけ長く入れたいので口から行きます。
ほんまもんの竹のを探したのですが、プラスティックなんで、みんな同じ形で面白くないですねぇ
竹の枝のようで節のところちょっと高くなっています。
羊羹ですが、真っ直ぐしないで、ちょっとプリ~~ンとした感じでクネェ~とさせるといいですね。
彩色にいきます
竹の切り口は黄土
竹は若葉をここにちょっちょっと、あとは竹の緑ですが青草、
節のとことか、まるいところは濃くしてたっぷり白残し
青草って乾くとすご~くぼんやりするので、もう一色濃くのせます
あんこは岱赭(ちゃいろ)+紫
水ようかんって乾きすぎると美味しくないので水をたっぷり・・・・・


枝豆


手勝手があるのですが、一部でいいですよ全部描かなくても・・・
縦でも横でもいいのですが、やっぱりこう真っ直ぐにならないように、ちょっと振ります
前にソラマメとかさやえんどうとか描いてもらってるのでもう豆類はおとくいだと思うのですが、
さやの中に三つ入っているなぁっていうのが解るように、ちょっとボコボコと・・・
さやの先がねキュッとね尖がってますね、枝豆らしくね、
継ぎ目のところはポコッポコッとコブのようになってますね、軸のここのところ膨らませてやってくださいよ
こういう角度から見ると筋が入ってるんですよね、
豆のプックリ感を描きたいなと思ったら、薄くプクッと入れてやってください
色はほとんど緑ですね、
若葉を薄く塗って濃くするところは濃く重ねていきます
最後に青草、茎とかお豆とかピッピッと塗っていきます、そうすると立体感がでてきます。
毛が生えてるんですよ、ちょっと入れたいですね、黄土を薄く、ちょっちょっちょっと・・・
切り口は墨+岱赭(ちゃいろ)

新生姜


小さくちぎって描いても・・・ガバッと描きたい方は・・・
単純なんです、あっ!違った!って大丈夫です
もともと、いがんでますからね、よく見ると節があります、
先っちょの臙脂の部分は薄い膜になってますよ、
彩色は
うす~い黄土、次に黄土+岱赭(ちゃいろ)
水気をきってちょっとづつ重ねていきます
先っちょはきれいな臙脂を濃い目に・・・・・