【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

植物観察会~セッコク(石斛)ラン科~

2012-06-13 | 木津川市植物同好会
木津川市植物同好会 5月例会
~京丹波方面観察会~


セッコクの咲いている場所に向けて急な山肌をズルズル~ッと滑り落ちそうになりながら、必死で皆さんの後ろからついて行こうとしているわんちゃん、岩が出ているので掴もうとしたら、その岩がバラッバラッと落ちてしまう、木につかまろうとしたらボソッと抜けてしまう。
意外だったんですがツツジが頼りになりましたね、ツツジを掴んでぐぅ~っと身体を寄せて足をあげます、足を置いたところが、ズルズルッと感・・・
「こっちの方がちょっとでも安心よこっちを掴んだら」と、ちょっと先を行くUさんにナビってもらいながら・・・ところが、
「皆さ~ん、引っ返してくださ~~い」と先頭集団から、
「えっえ~~?何でやのん?」
セッコクを観察するには角度が悪いとかで・・・今登ってきたところを下り始めました。
しばらくすると「わぁ~~きゃぁ~~」と言う声が、滑り落ちた人が居ました。
けど、途中の木につかまったり、根っこにドスンと尻もちついたり・・・

けど、無事にセッコクが見える位置に全員立つことができてホッ!
上から覗き込むようにセッコクを見ると岩にくっついてるように見えました
「岩の上や大木に着生する着生植物です」と教えていただきました、ナルホドです。
セッコクの花を前から見たいのに・・・と思いました、何株か見えましたが上からなんで後姿ばっかり・・・



その後でこの岩の下側に行くことができました、ところが高~いところにくっついているんです。



岩にくっついているセッコクの雰囲気だけですが撮ることができました。

その日の観察会にはM先生を講師としてお迎えしました。
あの必死で登った岩場も「あの程度ならまだまだ初級ですよ」とサラリとおっしゃいます。
「セッコクが京都府内で咲いているのは珍しくセッコクの花を見たのは実は初めてだったんですよ」っておっしゃってました。
M先生はシダの権威者、シダの観察時季は6月の若葉の頃でセッコクの花とはすれ違い・・・だそうで・・・なかなかセッコクには出合えなかったそうです。
「今日はセッコクの花観察会じゃなくって観望会ということで」と、締めくくられました
M先生ありがとうございました。

セッコクを鑑賞したのはスゴク印象に残ってますが
植物観察会も体力勝負やなあと思ったモンでした。
でも貴重なセッコクを岩場のところで松の幹につかまって覗き込むようにして鑑賞したのはそうそう体験できないやろなぁ・・・と、思ったわんちゃんでした。


【おまけ】




つい最近の事、ひょんなことで、セッコクにこんなに間近で出合うことができ、思わずモデルになってもらいました。