【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

坂村真民

2013-08-24 | 絵手紙

「ほろびないもの」     坂村真民

わたしのなかに
生き続けている
一本の木

わたしのなかに
咲き続けている
一輪の花

わたしのなかに
燃え続けている
一筋の火


『園長・副園長の園内ガイド~京都府立植物園~2013-08-07』 にいつもコメントをいただく道草さんからお寄せいただいた、詩「ほろびないもの」の坂村真民の名前に目が釘付けになったヒト・・・
わんちゃんの妹です、「坂村真民の詩が何となく好きなんよ、巻紙に描いたことあるねん」って言うから「ほんなら描いたんを送ってよ」と頼んだら、以前、妹が巻紙に描いたという坂村真民の「生きることは」が2~3日後に届きました。

クリックで拡大します




それで、坂村 真民ってどんな人なんかなぁ・・・っとネット検索してみました。

坂村真民(さかむら しんみん)本名昂(たかし)
1909年1月6日 ~ 2006年12月11日 享年97歳
日本の仏教詩人。一遍の生き方に共感し、癒しの詩人と言われる。
熊本県荒尾市出身。熊本県立玉名中学校を経て、神宮皇學館卒業。
愛媛県砥部町に「たんぽぽ堂」と称する居を構え、毎朝1時に起床し、近くの重信川で未明の中祈りをささげるのが日課であった。詩は解りやすい物が多く、小学生から財界人にまで愛された。
特に「念ずれば花ひらく」は多くの人に共感を呼び、その詩碑は全国、さらに外国にまで建てられている。
森信三(日本の哲学者・教育者)が早くからその才覚を見抜き後世まで残る逸材と評した。⇒wikipedia参照

わんちゃんが強く印象に残ったのは
真民氏が自ら生前に付けた夫妻の戒名
詩国院蒲公英朴真民  居士号不要
徳光院愛真華久代    大姉号不要

念ずれば花ひらく    坂村真民

苦しいとき
母がいつも口にしていた
このことばを
わたしもいつのころからか
となえるようになった
そうしてそのたび
わたしの花がふしぎと
ひとつひとつ
ひらいていった

道草さんからいただきました。

「タンポポを見よ」    坂村真民

順調に行く者が
必ずしも幸せではないのだ
悲しむな
立ち上がるのだ
タンポポを見よ
踏まれても平気で
花を咲かせているではないか



坂村真民記念館