【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

桜紀行 最終章 又兵衛桜&天益寺(てんやくじ) 2017.4.14

2017-04-23 | 折々の花~桜編~
「明日、代休が取れてんけど、何しよかな」っと独り言らしきモンが聞こえてきた。
「えっ!そう!!(PCの桜ネットを見ていたわんちゃん)又兵衛桜って明日あたり満開らしいで、行ったことある?」「ないっ」「ほな、行こうな、9時出発でど~お?」
強引にも長男を口説いて又兵衛桜鑑賞ツアーを企画。
ホンマは4/9(日)に又兵衛桜会いに行く予定をしていた、というのは近鉄ハイキングの情報によると「又兵衛桜ハイキング4/8(土)」となっていたので・・・けど、あいにくとその日はお天気怪しく桜の又兵衛さんの見ごろはまだつぼみ、毎日桜ネットとにらめっこ、やっぱり満開の日に行きたいし。
「明日やなぁ・・・」っと、冒頭の会話。

奈良県宇陀市大宇陀の中心から約1Km西の本郷地区に、又兵衛桜とも、滝桜とも呼ばれる樹齢300年の老樹がある。四月いくつもの長い枝にいっぱいの花をつけ始めると、その一角だけが周囲の緑に映えてひときわ華やぐ。この枝垂桜は大坂冬の陣、夏の陣で活躍した豪傑、後藤又兵衛とゆかりがある。豊臣方敗退後、この地に逃れて、再興を待っていた又兵衛は、僧侶になり、この地で生活していたと伝わる。本郷には後藤姓が数軒あり、桜の場所は後藤家の屋敷跡である。
『関西花の名所12か月』より。

およそ、20年ほど前に訪れたときは、今のように公園化されてなくって、桜の又兵衛さんの足元の石垣が崩れ落ちそうだったような記憶がある。
今では桜の又兵衛さんを取り巻くようにグル~りと散策道が一方通行になっていて、桜の又兵衛さんの後ろから横からカメラを向けれるようになっている。







やっぱり『又兵衛桜』はスッゴかった。am5:30出発。現場に7:00前に着いた。『天益寺』にも行った「又兵衛桜に敗けしまへんで、こっちのほうが古い」っと、住職さんおっしゃってた。
1998年4月5日の日記より

帰りしな、もう一つの枝垂れ桜「天益寺(てんやくじ)のしだれ桜」にも寄ってみた。
境内にある樹齢約350年といわれるしだれ桜。
高野山真言宗天益寺の創建は正和二年(1313年)と伝えられ、向かいに鎮座する阿紀神社の神宮寺であった。平成11年火事(不審火)で本堂、大威徳堂、倉庫の三棟並びに本尊の薬師如来立像が焼失し、再建に向けての取り組みがされています。





室生大野寺の小糸枝垂桜は、この株を移植したものともいわれている。宇陀松山藩第三代藩主であった織田長頼が眼病平癒祈願で参籠したといわれる。

又兵衛桜の足元にひっそりと咲いてました