『ゼロ時間の謎』
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=htsmknm-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B00169ZDMO&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
原作はアガサ・クリスティだが、ぐりはこの小説(『ゼロ時間へ』)は読んでないです。てゆーかクリスティって中学時代に何冊か読んだきりだけど、タイトルも内容もまったく覚えてない。脳味噌くさってんな・・・。
おもしろかったです。すごくふつうの、まっとうなエンターテインメント映画。どこといってひねったところもないけど、観てて不満に感じるようなところもとくにない。ある意味ちょっと懐かしい感じもする、オーソドックスなミステリー映画。
この映画のいいところは、そのミステリー臭さがあまり鼻につかないところだろう。トーンが全体に淡々としていて、観客が無意識に能動的にいろいろと想像する余地をじゅうぶんに残してある。音楽やカメラワークも控えめ。そのぶん、衣裳や美術などのディテールに非常に凝っている。クリスティといえば金持ちの家が舞台だが、この映画の金持ち描写はじつにまったく趣味がいい。贅沢なのに派手じゃなくて嫌味がなくて、観ているこっちも自然にリッチな気分になれる。こういうところがハリウッド映画の贅沢描写とは一線を画している。
それとこの映画の人物描写がまたものすごくくっきりとコントラストがきいていて楽しい。どの人もそれこそマンガみたいにわかりやすくばっちりと色分けされていて、まるで映画というより舞台を観ているような気分にさせられる。とくにメルヴィル・プポーがすばらしい。すばらしすぎる。ブラーボー。プポーの前妻役がキアラってキャスティングは狙い過ぎな気もしますが(ふたりは元パートナーで5歳の娘がいる)。
物語そのものにはなんかひっかかるものは感じるけど、まあそこはクリスティだからってことでよしとしましょー(笑)。
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原作はアガサ・クリスティだが、ぐりはこの小説(『ゼロ時間へ』)は読んでないです。てゆーかクリスティって中学時代に何冊か読んだきりだけど、タイトルも内容もまったく覚えてない。脳味噌くさってんな・・・。
おもしろかったです。すごくふつうの、まっとうなエンターテインメント映画。どこといってひねったところもないけど、観てて不満に感じるようなところもとくにない。ある意味ちょっと懐かしい感じもする、オーソドックスなミステリー映画。
この映画のいいところは、そのミステリー臭さがあまり鼻につかないところだろう。トーンが全体に淡々としていて、観客が無意識に能動的にいろいろと想像する余地をじゅうぶんに残してある。音楽やカメラワークも控えめ。そのぶん、衣裳や美術などのディテールに非常に凝っている。クリスティといえば金持ちの家が舞台だが、この映画の金持ち描写はじつにまったく趣味がいい。贅沢なのに派手じゃなくて嫌味がなくて、観ているこっちも自然にリッチな気分になれる。こういうところがハリウッド映画の贅沢描写とは一線を画している。
それとこの映画の人物描写がまたものすごくくっきりとコントラストがきいていて楽しい。どの人もそれこそマンガみたいにわかりやすくばっちりと色分けされていて、まるで映画というより舞台を観ているような気分にさせられる。とくにメルヴィル・プポーがすばらしい。すばらしすぎる。ブラーボー。プポーの前妻役がキアラってキャスティングは狙い過ぎな気もしますが(ふたりは元パートナーで5歳の娘がいる)。
物語そのものにはなんかひっかかるものは感じるけど、まあそこはクリスティだからってことでよしとしましょー(笑)。