ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

師走 クリスマスイブ

2006年12月24日 | 千伝。
都大路・・今日の全国高校男子駅伝大会で世羅高校(広島県勢)が32年ぶりに優勝。
小生が高校三年生の時、世羅が全国制覇して以来の優勝ですから、本当に嬉しいです。
広島県の陸上関係者にとっては、広島カープやサンフレッチェ広島が優勝するよりも嬉しかったはずです。(笑)
ただ、留学生の力を借りているようで、少々アンフェアな気もしますが・・。
前回優勝は32年昔。
初めて2時間10分を切る記録(2時間8分台)で1区から最終の7区まで独走。
(6人が区間最高を記録。
2位との差も実に3分半近くあった。32年昔、同い年の高校三年生だった三重県四日市工業の瀬古利彦<現ヱスビー食品陸上部監督>も出場していたはず。
残り1区の区間賞は、彼が取ったはず。
当時は、テレビ中継はなく、ラジオで放送されていました。
それでも広島の世羅の驚異的な強さが全国に鳴り響いたものでした。
しかし、その後の強豪校は、兵庫県の報徳学園や西脇工業へ移行。
広島県陸上界の地盤沈下でした。
今回の駅伝優勝タイムは、2時間3分ちょっと。
30位以内までが、2時間10分を切るタイムでした。
32年間の間で、5分ぐらい時間を縮めたということになります。
この5分間・・42.195KMを7人走っての結果です。

もうひとつ、今日は中山競馬場での有馬記念。

今期限りで引退するディープインパクトが、有終の美(ラストランの勝利)でした。

後方から、一気に駆けてゴボウ抜きの走るシーンを「飛ぶ」と表現しています。

たとえ5馬身差の大差でも、時間にすれば、芝2500M(2.5KM)の距離で、僅か1秒差ぐらいでしょう。

その僅か1秒差の勝利に、人間は狂喜乱舞するぐらい「ディープインパクトから勇気をもらった」「感激した」と涙を流しながら喜んでいます。

人生の目的は、勝利とか愛とか信頼とか・・いろいろありますが、この頃は、人生の手段の方が重要視されているような気もします。

明日は、キリスト誕生日・・

僅かな心使いと優しさの気配りが、愛を呼び、神々しいシーンとなるのでしょう。

メリークリスマス!