ある海外メディア(TIME)で日本の「赤ちゃんの泣き相撲大会」が報じられていました。
このような風習行事は、毎年海外で奇抜なニュースとして報じられるのですが、日本人の微笑ましい話題も、外国では「かわいそうな赤ちゃん」とか「馬鹿な親たち」というコメントが多いです。
日本文化にある背景を深く考えないのですが、「見た目判断」が世論を動かし、歴史が作られてゆくのでしょう。
微笑みの国なのに終わることのない・・内紛ばかりの国。
ロシアと中国周辺の「いざこざ」という衝突寸前。
^Bring Back Our Girls^・・何事の意味かと思っていると、ナイジェリアの女学生300人が誘拐された事件・・。
海外メディアが一斉に^Bring Back Our Girls^ というキャンベーン報道を展開されています。
人は、「見た目判断」を気にします。
昨日、興味を引いた記事に「ゴミと芸術」の判断基準を述べた意見がありました。
はじめは、質よりも徹底した量を重んじないと、「質」が見えてこないということです。
記事もそうです。
多くの経験を積まないと、いい記事になりません。
さて、五月の連休も終わりました。
今回、百島には帰省できなかったのですが、いろいろと催しがあったようです。
百島の周りを走る「ももしまヨットレース」。
(写真提供:尾道ニュース特派員 村上真理さん)
(写真提供:尾道ニュース特派員 村上真理さん)
百島に百匹の鯉のぼりもあがったみたいです。
(写真提供:尾道ニュース特派員 村上真理さん)
(村上真理さん・・素敵な写真提供をありがとうございます。感謝)
昨夜、ぼくの大好物の加賀の山代温泉の温泉卵をいただこうと思っていたら、瀬戸内海に浮かぶ愛媛県弓削島が登場。
NHKの「にっぽん紀行」という番組でした。
百島から弓削島は、直線距離にして僅か約10キロ程度で、近くても、遠い島なんです。
子供の頃、弓削島には「商船高専学校」があると聞いて、一時憧憬を持って、泊の殿山から弓削島をよく眺めたものです。
(写真提供:尾道ニュース特派員 村上真理さん)
映っていませんが・・上記写真の右側に弓削島が浮かんでいます。
さて、昨日の番組・・。
弓削島の車いすの老人と若者のお話でした。
ふたりだけの散歩道。
過疎の島に生まれた手作りの介護施設。
都会で一度つまずいた若者は島で生まれ育った認知症の老人と歩き続けるうちふるさとの包容力に気づいていく。
若者は働きながら一度失っていた笑顔を取り戻していく。
(NHKの番組のコメントから抜粋)
「赤ちゃんの泣き相撲」よりも、こういった過疎の島での取り組みを海外メディアで取り上げて欲しいなぁ。
日本人の良さ、人間としての良さが、分かりあえるのにね・・平和な世の中になる手段でもあります。