百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

百男さんの挑戦

2014年05月12日 | 百伝。
「実のなる公園」というのが出来上がりました。



・・出かけて参りした。

この公園に、桃の花やら梨の花やら葡萄等々の木を植えて、その実がなった時には、誰もが自由に散策して無料で採って食べてもよいという食べれる果物・・果樹とその花を主体とする「おっ!」と驚くような「実のあるパーク」です。

百島にも、休耕地を利用して、限定的なスペース(場所)を空間創出すれば、面白くなるのにね。

潮干狩りも、そうです・・海岸・砂浜辺にいつでも自由に貝掘りのできる、お得な限られた自由空間(場所)があればよいと思いました。

この全国でも珍しい「実のなる公園」は、福井県の鯖江市にあります。

以前にも来たことがありますが、公園の高見からの眺めもよいです。



鯖江市という行政機関は、非常に奇抜なアイデア戦略を、次々に打ち出します。

ぼくが、初めて「鯖江」という小さな自治体に注目したのは、世界で初めて、小さな地方都市が「世界体操選手権」を誘致して大成功を収めたことでした。

それから印象に残っているのは、主要国道に花壇を並べて非常に美しかったこと。

近隣の福井市とも一切合併もしないで、独自の独立独歩を保っていること。

また、めがねのまち「sabae」は、既に海外で通用する世界ブランドにもなっています。

最近では、市役所にJK課を設置・・女子高校生を臨時職員として「彼女たちの生活意見」を取り入れたり・・。

創設者の一人が鯖江出身ということで、明治大学とのコラボやら・・慶応大学とも何かしていたかな?

近頃は、近松門左衛門の古里をアピールしています。

サイバー・エージェント(アメブロ)代表の藤田晋さんも鯖江出身・・。

「新吾十番勝負」は、川口松太郎の小説・・徳川吉宗の隠し子・葵新吾の人生は、鯖江から始まった・・。

国際学者、首相の密使「他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス」の著者若泉敬氏が、鯖江に居を移し余生を終えたドラマもあります。

日本のシリコン・バレーを目指すといった目標も可能かもしれません。

もうひとつ、世界に誇れる日本の酒・・「梵」このブランドも、鯖江です。



鯖江中心部に新しくオープンした「道の駅」に立ち寄ってみました。

カフェのような斬新な作りになっていました。





福井県の百選・・。

コロッケ一個が18円のもあれば、コロッケ一個が120円もあります。



それにしても、鯖江に行くと、何か刺激を貰えます。

現在の鯖江市長は、牧野百男さん・・ふつうのオッサン風に見えますが、なかなかのアイデア市長です。

次々とアイデアを出してきます。



これからの「鯖江の挑戦」・・目が離せません。