ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

続・象頭

2014年05月01日 | 千伝。
今日から五月です。

天気もいい・・心も晴れ晴れです。

今朝の中日新聞のコラム中日春秋から抜粋した「象のオハナシ」です。

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 葬送は、人間だけの営みではないという。
 米国の動物行動学者マーク・ベコフ博士の『動物たちの心の科学』(青土社)によると、ゾウは埋葬をするらしい。
▼この本に、その目撃例が紹介されている。
 死骸の周りに集まって穏やかにさわっていたゾウたちはやがて土をかき集めて、かけ始める。
 枝も運んで来て、かぶせる。
 土と枝に覆われた死骸の傍らで夜通し番をして、夜明けとともに立ち去って行く…
▼仲間の死に苦悩し、時に群れとの付き合いまで断とうとするゾウの様子は、人間の心的外傷後ストレス障害(PTSD)に似ていると 指摘する科学者すらいるそうだ
▼アフリカにはおよそ五十万頭のゾウがいるそうだが、二〇一二年に象牙狙いの密猟で殺されたアフリカゾウが推定で二万二千頭にも達 したそうだ。
 一九八九年にワシントン条約で象牙の取引が禁止されてから密猟も減ってきたが、再び増加に転じてきているという
▼かつて密猟象牙の一大輸入国として日本は国際的非難を浴びていたが、今は中国。
 東アジアの富が、アフリカゾウを絶滅の危機に追いやってきたのだ
▼『動物たちの心の科学』には、家族を射殺されたゾウの姿も出てくる。
 狂乱状態となり、ひざまずいて殺された家族の体を起こそうとし、目覚めさせようと牙でつつく。
 鼻で運べるだけの草を集め、口に押し付けようとするゾウまでいたそうだ。

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やはり、太古の遥か昔から・・人は、象を偉大な神として奉っていたのでしょう。

象の体は、死ぬまで、大きくなってゆくようです。

ダイエットとかアンチ・エイジングという若返りなんて、考えないのでしょう。

人間の頭よりも、象の頭の方が、自然なのかもしれません。