食育にも似た木育(もくいく)という言葉の存在感が大きくなっています。
昨日今日、福井で、木育キャラバンこと「木のおもちゃ博」が開催されました。
これは、東京おもちゃ美術館を運営するNPO法人日本グッドトイ委員会が提唱するウッドスタート(木育すすめます♪)宣言に伴う木育キャラバンです。
これまで、15の自治体、6つの企業が、ウッドスタート宣言をしています。
そして今回、全国初となる福井県の3つの保育園がウッドスタート宣言をしたのです。
地元福井のメディアも大きくニュースとして報道していました。
木育という言葉は、北海道で生まれたとのこと。
今日、木育キャラバン福井会場に行って参りました。
ここが福井?と思うぐらい想像を絶する賑わいでした!
会場に入るまで、およそ30分ほど並びました。
福井では、どんな人気のある映画でも並んで待った記憶がありません。
会場に入ると、親子連れの熱気と盛況が伝わってきます。
子どもたちが、ここまで夢中になるのは何だ?
木育という木のぬくもり、におい、感覚・・落ち着くのかな?
ところで、福井県は、恐竜王国、食育王国であると宣言しています。
次なる目標は、木育王国を宣言して欲しいものです。
さて、東京おもちゃ美術館館長の多田千尋氏は、木育のウッドスタート宣言運動で全国を飛び回っているだけではありません。
幼児教育から高齢者まで幅広い福祉世界に携わり、その講演内容は、実にユニークです。
ぼくが、多田千尋さんを初めて知ったのは、ラジオ出演していた多田さんが面白いことを言う、深いことを言うなぁ・・という感想を持ちました。
そして、その後、あっと驚くことが判ったのです。
多田千尋さんの御祖父様が、百島出身であること。
大正時代、百島から宝塚へ、日本人初のノーベル賞候補にもあがった賀川豊彦さんと知己を得て、新宿区落合へ。
この話は、また後日に。
木育、地産地消による林業を前提とするウッドスタート宣言・・広島県内の自治体、企業でも宣言してほしいものです。