ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

幼老パラダイス。

2015年11月05日 | 百伝。
昨夕、NHKのローカル放送で幼稚園での「木育」を取り上げたニュース番組が放映されていました。

地元産の木材を使用したおもちゃ、食器、椅子、机、床等々、その温もりの心地好さに幼い子供たちが敏感に反応して、その場を離れないようです。

木育という言葉が、徐々に全国区で社会現象となる予感がします。

東京おもちゃ美術館館長の多田千尋さんの活動の貢献が大きいと実感しました。

さて、視点、話題を変えてみます。

人間形成のいちばん多大な影響を受ける時期って、高校や大学ではなくて、幼稚園や保育園だという定説があります。

もし、それが正しい定説ならば、履歴書には自分の卒園した幼稚園や保育園を記載した方がよいかもしれませんね。

百島幼稚園なんか、最高でした!

でも、行きたくなかった思い出もあります。

それを思い出してくれたのが、とあるデイサービスの施設を見学した際の出来事でした。

まるで、幼稚園のルーティングとほぼ同内容なのです。

最近、よく見かける高齢者施設からの送り迎えのバス。

あのバスが来ると、行きたくないと駄々をこねる高齢者が全国たくさん居られるとか・・日本の朝の日常光景なのだそうです。

人生の終末期間が、幼少期と同じような体験をするのは、何だろうね?

初めよければ、全てよし。

終りよければ、全てよし。

それがなければ、台無し。

日本社会の豊かさとなる核心が、そのあたりにあるのではないかな?・・という疑問符問です。

人生の始まりと終わりが、この世のパラダイスと成りますように♪