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100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

還暦餅。

2016年12月17日 | 千伝。
人生で、いちばん大事なのは「人命救助」かもしれませんね。

今晩の民放テレビ番組を「世紀の災害ニュース」を観ていると、そう思いました。

昭和49年(1974年)高校3年生の頃、東京湾のど真ん中でタンカーが炎上爆発の事件。
消火も出来ず、川崎市街地への接近・・第二次災害も怖れて、太平洋まで曳航。
太平洋上で、自衛隊護衛艦、潜水艦魚雷によるタンカーを撃沈。

確か当時・・オジサンが、この時の話をしていたのを思い出しました。

父も伯父叔父も・・何度か海難事故に遭遇して、人命救助を果たしています。

そう思いながら、今日は、満60歳の誕生日を迎えました。

悲しいことに、今日から、ぼくの死亡時の保険金受取金は、50代最後の日の昨日と比較して10%・・10分の1になってしまいました。

生命の重みは、こんなものかもしれません。

年金セミナーの講師が「60歳からの年金を繰り上げて貰うと、餅を引き延ばしたように細く貰うことになりますよ。はやく死ぬという自信がある人は貰ってください」と説明していたのが頭の中を過ぎりました。

・・年金を必要とせず、まだまだ働いて稼いで税金が払える身の上を喜こぶべきことなのかな?

いずれにせよ・・つきたての餅のように、心も身体も柔らかく生きていこうと思います。

お誕生日メッセージ・・ありがとう。