申年の歌合戦。

ギター侍の弾き語りではなくて・・。

一昨日の歌番組のこと。

フジテレビ系列の生放送のFNS歌謡祭を観ていました。

・・トリは、僕と同い年の長渕剛さん。

「アメリカの大統領が誰になろうとも　凶と出るか吉と出るかって」
「そりゃ俺達次第じゃねぇか」
「今日もマスメディアが正義のツラして話している」
「歌の安売りするのやめてくれ　日本から歌が消えていく」
「俺達の東北、仙台、俺達の九州、熊本、そして福島もがんばっている」
「オリンピックもいいんだけどよぉ、若者の貧困どうする　地域の過疎化どうする？」
「騙されねぇぜマスコミ」
「騙されねぇぜヒットチャートランキング」
「騙されねぇぜワイドショー」

・・等々、乾杯を唄う前に、ギター１本で叫んでいました。

見事な台詞です。

番組終了時の最後、舞台に立った歌い手の出演者全員が、長渕に叱れたような浮かぬ顔をしていました。

同い年の歌手鈴木雅之さんの表情も曇っていたなぁ。

ずっと長く語り継がれる歌謡史の一コマだと思いました。

でも、これは、ハプニングでもなんでもない。

同い年のフジテレビ社長亀山千広さんも承認した計算通りのパフォーマンスなのでしょう。

でも、元気が出るならば、歌に騙されても、いいような気もするけど・・。

これまた申年のサザン桑田さんのコメントも訊きたいものです。

今後のFNS歌謡祭・・楽しみになりました。

NHKの紅白歌合戦では、こういうパフォーマンスは、無理だと思いました。

そうそう、今年大晦日の紅白歌合戦観覧希望者は、100万人近い方々が応募したようです。

親孝行したくて、僕も応募したけれども・・昨日届いた葉書で抽選外れとなりました。



ギター侍の「残念！」という言葉が響いています。

12月8日、ジョン・レノンの冥福を祈ります。

イマジン。

人間嫌い・・人間讃歌かな。