ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

明日も。

2017年09月22日 | 千伝。
明日9月23日は、秋分の日。

明日9月23日は、「世界が終わる日」という預言もあるので、今日は久しぶりにあちらこちらに電話をかけてみました。

「世界が終わる日」と言いながら、相手の顔に「幸せではない」という表情や、あるいは満面笑みを浮かべた表情を思い浮かべながら、あれこれ想像してみました。

若い頃は、「世界中の人と友達になる」のを夢見たような気もします。

今は、かなり違うかな?

「♬1年生になったら、友達100人作ろう♪」・・とんでもないです。

優柔不断もしくはマイペースでは、友達100人は作れません。

縦横無尽もしくはハイペースでは、不要なものを背負い込んでしまいます。

スイスと北朝鮮は、軍事国としてよく似通っている国ですが、スイスはミサイルを飛ばしません。

曹洞宗開祖の道元禅師は言いました。

「荒々しい言葉で人を責めたり、怒った目つきで人を見たりしてはならない」

人生負けた方が得することも多いのです。

例えば、自分が「幸せではない」というジレンマに陥れば、それを放り出しても、逃げ出す方がよいでしょう。

だから、仕事上の過労死、自殺とは無縁だという自信はあります。

・・人生に結果を求める?

そんなのを止めたのは、いつの頃かな・・?

家内と結婚して、新婚旅行で半年間ほどヨーロッパをぐるぐると巡っていた頃までは、おそらく「そんな事を夢見た」ような気もします。

僕は、もう人生に結果を求めるタイプではありません。

曹洞宗の僧、良寛さんは言いました。

「この世で、満ち溢れるほどの黄金よりも、有り難く、嬉しいのは、あなたから届いた春のはじめての便りだ」

「散るさくら 残るさくらも 散るさくら」

家内は、未だに「人生に結果を求めるタイプ」なのでしょう。

大学講義の準備に追われる日々に「無理するな」というエールを贈りました。

・・でも、応援しないとね。

明日は、きっといい天気です。



心も晴れ晴れです。

明日も、いい日になる。

河東碧梧桐 (1873~1937)

2017年09月22日 | 空木宝剣
スポーツの 芸術の 食欲の秋

カープのリーグ優勝で感動し、レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452~1519)と「アンギアーリの戦い」展を堪能し、トマス・秋茄子(1225~1274)と焼き秋刀魚をご相伴に預かる三昧耶戒。
「おん さんまや さとばん」。
明石家さんまは名前に恵まれ、お笑い三昧の名調子。
俳句三昧派の河東碧梧桐は、春夏秋冬三千里の自由律。
季節は秋、人生も秋ともなれば秋三昧。
天高く秋刀魚も肥ゆる高値かな。
紅白の落つる椿も遠からじときた。