ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

百花の色、百鳥の姿、百島の音。

2018年11月22日 | 百伝。

はて、今日も、空に鳥が飛んでいました。

・・・鳴いていました。

ほんとうならば、昨日今日と、百島で過ごしているはずなのですが、体調不良です。

指が痺れて、やむなく病院通いです。

ちゃんとした原因も見つかりません。

昨晩は、一晩中、耳鳴りにうなされていました。

その小さなストレスが、花の棘でも、鳥の羽根であっても、ひとつひとつは大したこともありません。

されど、日々、大量に突き刺さると心が壊れてしまいそうです。

もしも、高層ビルのタワーマンションで暮らしていると、飛び降り自殺したくなるぐらい逃げ出したくなるような息苦しさ、音苦しさです。

日本の年間自殺者が3万人から2万人台へ減少、それでも、毎年、数万人が自ら命を絶つのは、異常です。

が、現実問題は?

素直と信念は背中合わせ。

人生は、失敗に満ち満ちています。

頑固、強情とか・・・そういう自分に対する信念や自信を持っていなくてはダメになるのも事実です。

けれども、正しいことだからと言って、全てをその通りを受け入れたら自分ではなくなります。

他人の言葉に耳を傾けるということは実に難しいです。

例えば、自分のミスで仕事に失敗、その責任を上司が被り、組織が負い、自分の責任にならなければ、それを幸運と言うのかな?

その失敗が、誰かのものになれば、自分の人生ではなく他人の人生なります。

若い頃は、たくさんの夢を持つことがいい事だと考えていましたが、どんな小さな夢でもいいから、掘り下げて、ひとつの夢見た方がいいのかな?

花は、何を想い、花を咲かせるのかな?

花も鳥も・・・。

花のない大地、鳥がいない大空、その世界は殺風景だろうな?

早朝、うつ伏せになって両手で耳をふさいで、百島の音を思い出していました。

・・・解るかな?

おかげさまで、耳鳴りは消えました。