2年後、小学生の学習に「プログラミング教育」が必修化されるとのこと。
英語教育、環境問題、福祉関連も含めて、この頃の小学生の子供たちは、学ぶ事が多くて大変です。
今、政府が提唱する新しい社会が近づこうとしています。
狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、そして、現在の情報社会(Society 4.0)に続く、人類史上5番目の新しい社会・・・暮らしが変わる、働き方も変わる。
それが、「Society(ソサエティ)5.0」だとのこと。
政府の広報戦略や内閣府のホームページ等の説明によると;
- ドローン宅配:
山間部や離島でも時間通り配達されるようになる。 - AI家電:
冷蔵庫の場合、レシピの提案や足りない食材などを教えてくれる。 - AIスピーカー:
話しかけるだけで情報を入手できたり、欲しい商品を注文できたりする。 - 遠隔治療:
血圧や体温を自動測定。自宅で検診が受けられるようになる。 - スマート農業:
無人トラクターで生産効率が増加する。 - 会計クラウド:
店舗の売上や在庫の情報をデータ化、決算業務の手間を削減できる。 - 無人走行バス:
地域を支える新しい交通手段。高齢者の移動もより便利になる。
- 車の渋滞緩和、事故減少:
自動走行により、渋滞なく、事故なく快適に移動できるようになる。 - 最適な外出:
カーナビより、好みに合わせた観光ルートの提供、天気に合わせた外出場所、混雑していない外出場所を教えてくれる。 - 工場:
AIやロボット活用により、人手不足の解消、多様なニーズに対応できる。 - 仕事:
AIなどの活用により、煩わしい作業から開放され、時間を有効活用できる。
現在の人手不足とは無縁の快適な近未来社会が近づいているのでしょうか?
昨日、今年が生誕100年ということ越前市武生の「いわさきちひろさんの生家」まで出かけて参りました。
可愛い絵本の中の子供は、ファンタジーの世界に生きているのでしょう。
アトリエの文学世界は、遠くの未来社会ソサエティ100まで創造力、想像性の翼を広げる事が出来るような気がします。
昨晩、NHK 教育テレビで観た番組、ニューヨークで暮らすイケメンホームレスのドキュメント。
この人物、示唆溢れる言葉を使い分け、とてもホームレスとは思えない知的で日々活動的で魅力的なフリーターなのですが、本職はなく仕事も探していません。
どのようにホームレスになっていったのか、自分の過去を事細かく回顧しながら、未来への想いを呟いていました。
大都会ニューヨークで月1200ドル(約10万円)程の稼ぎでは、屋根付の部屋暮らしは困難なのでしょう。
ニューヨークを去る事を決めた彼が幸せなのか、どうかは、分かりません。
彼のモットーとした言葉。
「幸せだと思う道を歩みなさい。」
今日は、県立図書館での催し「県内文学フェスタ」「没後30年桑原武夫展」の見学に参りました。
人生が困難で、生活が不便で、貧困な立場にある社会的弱者にも平等に与えられるものが、文学の余文であり、音楽の余韻だと思います。
先程まで、NHKスペシャルの「人生100年の終の住処」を観ていましたが、長生きしても生きづらい社会ならば不幸です。
ソサエティ5.0の近未来社会の便利となるであろう日常生活から、ホームレスも介護難民もいない風景、豊かな光景が見えてこないのが残念です。
未来への好奇心の喚起、明日への勇気が沸騰するほどの歓喜となるべき・・・明るいソサエティ5.0を期待します。