コンパクトデジカメの得意とする、パンフォーカスな写真です。
夕方前に雨が落ちてきました、今窓の外ではしとしと雨が降っています。
秋雨は冷たいと思ったら飛んでもない話で、湿気が多くて座っているだけで汗ばんで来ます。
午前中は、それなりに青空が見えて、良い天候だったのですが、予報通り夕方から崩れてしまいました。
コンパクトデジカメの得意とするシーンは、上のような場合でしょう。
絞りの制御はしているのですが、イメージセンサー自体がとても小さいので、絞りが開き気味になっても、いわゆるボケは感じられません。
絞りを開いて、主題を浮かび上がらせるような芸当は、コンパクトデジカメは不得意と言えます。
逆に、風景のように全体にしっかりとフォーカス感が必要な写真は打ってつけですね。
それが、イメージセンサーが大きいデジタル一眼レフとの決定的とも言える違いでしょう。
じゃ、全然ボケた写真が無いのかと言えば、マクロ撮影に切り替えて、うーんと被写体に近づいて撮影すると、背景はそれなりにボケは感じられます。
下の写真は、そんな一枚です。
広角側で、マクロ撮影に切り替えて、ムクゲの花にうーんと近づいて撮影しました、背景が少しだけどボケていますね。
コンパクトデジカメも、マクロ撮影に切り替えて、被写体へうーんと近づくと、背景がボケます。