
昨夜、NHKのローカル番組を見ました。
内容は、Nコン(NHK全国学校音楽コンクール)の新潟県予選模様でした。
わずか5人の部員、それも全員1年生で挑戦する新潟南高校、本職はブラスバンドなのにNコンへも参加する長岡大手高校を中心の番組構成でした。
新潟南高校の生徒が舞台裏(会場は、新潟市中央区の「りゅーとぴあ」)で出番待ちをしている場面で、後方の壁一杯に文字が書かれているのが見えました。
想像するに、出演者の皆さんが思い思いにサインしたのではと感じました。
きっと、有名なアーティストのサインもあるのではと思います。
本来、いわゆるいたずら書きは許されないことですが、まあ番組で見たのは許されるのかなとは思います、私見ですが。
写真は、先日訪れた毘沙門沼(福島県五色沼)の遊歩道で撮影しました。
一番上の写真は、岩に張り付いた根っこに趣を感じてシャッターを切りました。
ところがです、その後ろの岩に何か文字が見えるのを発見しました。
それが、下の写真です。
最近は、あまり見かけないように感じますが、以前は観光地に行くと色々なところに自分たちの名前をいたずら書きしされているのを見ました。
私がよく散歩+撮影に行く「五頭どんぐりの森」(阿賀野市)でも、ブナの木に相合い傘のいたずら書きがあります。
木の場合は成長に伴い、彫られている文字が変化するので、最後は痕跡を留める程度に目立たなくなります。
しかし、毘沙門沼のいたずら書きは磐梯山の噴火で飛ばされた石に彫られていました。
41.5.? ノグチ(日付部分は濡れていて判読できません)と彫られているように見えます。
41が昭和を示す場合は、1966年の5月某日にノグチさんという方が彫ったことになると思われます。
当時の野口さんが20歳代だとすれば、現在は70歳代になります。
今、ノグチさんがこの石を見た場合、どんな気持ちなのでしょうか。
まあ、彫られている文字が、いたずら書きなのか、正式に許可を得て彫ったのかは判断できませんが、個人的にはこういうことはできないなと感じました。
ちなみにNコンの結果ですが、新潟南高校は銅賞、長岡大手高校は銀賞に輝きました。
新潟県代表となった新潟中央高校は、上位大会で頑張って欲しいと思います。
