マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

善光寺参拝

2019年08月30日 | 散歩写真



「なんにも見えない」

8月24日、善光寺を参拝しました。
当日は、敢えて駅近くの駐車場へ車を入れて、参道を歩きました。
参道は軽い上り坂なのですが、距離が長いのと、気温が上がって暑くなったために、いささかへばりました。

今回の参拝では、初めての体験をしました。
それは、内陣を参拝してからのお戒壇めぐりです。

お戒壇めぐりは、御本尊の安置される瑠璃壇下の真っ暗な回廊を通り、中ほどに懸かる極楽の錠前を探り当てて、秘仏の御本尊と結縁する道場です。
(善光寺 ご参拝のしおり より)

階段を降りて回廊へ入ったら、本当に真っ暗でした、何も見えない漆黒の世界です。
どんなに目を凝らしても、真っ暗なんです。
ただ、一緒に入った人たちが呟く声だけが聞こえて来ます。
中が真っ暗なので、拝観の列が渋滞してしまって結構前の人にぶつかりますが、そのお詫びや真っ暗な環境への驚きの声です。
入り口へは右手を壁に沿わせて進んでくださいと書かれていましたが、それだけが進む方向の羅針盤になります。
運良く、極楽の錠前を探り当てることができて、それをガチャガチャしてきました、多分ご利益があると思います。
しかし、こんな漆黒の世界を体験したのは、生まれて初めてだと思います、そう思うほど真っ暗なんです。

したがって、お戒壇めぐり中に万一何かを床に落とすと探すことができませんので注意が必要です。
なにせ、右手は羅針盤、左手は靴を入れた袋を持っているので、両手がふさがります。
だから、大事なものは落とさないように、対応が必要なわけです。

私は、若い頃から善光寺を何度も参拝していますが、お戒壇めぐりは今回が初めてでした。
もしかすると、今回が最後の参拝になるかもしれませんので、思い切ったわけです。
前回参拝したのは、平成27年7月28日でした、第20回御開帳の時です。
次回の御開帳は令和3年とのことですが、できれば参拝ができたらと思っています。

今回は、善光寺と北向観音の両方を参拝できたので片参りを避ける事ができました、良かったです。










コメント
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