昨日から本格的に降り始めた雪、今日はどうなるか戦々恐々でした。
結果は、上の写真のとおり、地面が若干雪化粧する程度で今のところは済んでいます。
でも寒いです、季節風も重なるので、体感温度はもっと寒く感じました。
取り敢えず、このまま山場を超えてくれると良いのですが。
先日、西堀ローサにある中古レコード店(KINGKONG新潟店)でレコードを漁った時に、3枚500円のLP盤以外に100から200円のEP盤も買ってきました。
昨日、レコード盤の汚れを取るためにEP盤を取り出して拭き掃除をしました。
そうしたら不思議なやつを見つけました、それはイルカの「海岸通」が収録されているものです。
まずはジャケットです、キャプチャー画面のとおり手書きの日付(S54.3.28 字は読めません)とタックに「7」と数が書かれていました。
まあ、買った時の日付とか、自分の管理番号とかの書き入れは不思議ではないでしょうね。
不思議なのはレコード盤のレーベル部分です、よく見たら「見本盤」と印字されていました。
こんな時はWeb検索です、で調べて見たらびっくりポンでした。
これ、アーティストがシングル盤を出す場合、当時のレコード会社がラジオ局などに貸与する形でPR専用に作ったものらしいです、「へー」です。
入手したEP盤は、レーベルが白地でそこへ黒字で情報が印刷されていますが、これは見本盤の特徴だそうですので、多分本物ですね。(というか、こんなの偽物なんて作れないかも。)
そこで妄想ですが、ジャケットに書かれているS54.3.28の日付は、貸与先が受け取った時の日付を入れて、「7」は何らかの管理番号だったのかなと思いました。
あと、どこのラジオ局から流出したのかはジャケット等に情報が入っていないので何とも言えません。
ただ、このEP盤が発売されたのは、ウィキペディアによると1979年(昭和54年)4月25日だったので、当時存在した新潟県内のラジオ局に限ると2局が候補になります。
一つはNHK新潟放送局、もう一つは新潟放送(BSN)です。
今や音楽はCDなり、デジタルデータ化されているので、リアルなEP盤が不要になった時点で適当に放出しちゃったんでしょうね。
問題の音ですが、試聴してみたところプチプチノイズは若干聞こえるものの、問題なく楽しめましたよ。(笑)
笑えないのは価値です、Web検索すると結構お高く取引されるケースがあるようです。
入手したEP盤の市場価格は想像できませんが、支払った金額は100円(しかも税込み)なので、それよりは高く売りさばくことができるかもしれませんね。(笑)
しかし、中古レコードの専門店なのに、見逃しちゃったんでしょうか、不思議です。
なお、本来見本番と言うのは形式上は貸与しているので、不要になったら返すのが筋だそうですが、どうしましょう。
(JASRACのWeb情報では、持っている人は返してくださいとなっていました。)