「こんなネジは始めてだ」
今日は、私の夏休みの最終日になっちゃいました。
本日も巣ごもり生活です、空模様は薄曇り一時通り雨、最高気温は32度前後でそんなに酷くありません、湿度は70%を割っています、まあまあといったところです。
今日は、リサイクル作業をしました、作業内容は古いシェバーを分解して、充電池を取り出す作業です、それをリサイクルへまわすためです。
分解したのは、4台のシェバーです、Panasonic製が2台(内、リチウムイオン電池タイプが1台、ニッケル水素電池タイプが1台)、Brown製が2台(内、リチウムイオン電池タイプが1台、ニッケル水素電池タイプが1台)、合計4台です。
何故こんなことをする気になったかと言うと、シェバーの取扱説明書を見ると、本体の分解方法が記載されていたからです。
分解方法が記載されている理由は、内蔵されている充電池をリサイクルへ回して欲しいためです。
取扱説明書へ分解方法が記載されているくらいだから、作業は簡単だろうと想像しました。
いささか手間を食いましたが、Panasonic製は想像した範囲内でした、プラスドライバーを使って分解ができました。
誤算だったのがBrown製です、ネジが見たことがないタイプだったからです、写真で拡大してあるとおりです。
私は、プラスにマイナス、それに六角レンチとネジ用の工具は豊富に持っているつもりだったのですが、Brown製はどの工具も合致しませんでした。
結局、ラジオペンチとニッパーそれにマイナスドライバーを使って何とかネジを外すことはできました。
Brown製に使ってあるネジはWeb検索すると「トルクスネジ」というやつでした。
日本ではメジャーではありませんが、ヨーロッパではメジャーだそうです、グローバルな世界になっても、結構規格が入り乱れているですね。
分解の難易度ですが、やはりPanasonic製の方が簡単に感じました、特に新しいモデルは本当に簡単でした。
ヨーロッパはリサイクルの先進地ですが、リサイクルするための分解が面倒だったのには違和感を感じました。
余談ですが、Brown製の1台は、取扱説明書へはネジを6本外すように記載されていたのですが、実際にはネジは2本(写真の右上と左下のみネジあり)しかありませんでした、後のネジ穴は空っぽです。
これが、正常なのか製造ミスなのかは分かりませんが、もし製造ミスだとするとあの世界に冠たるドイツの製品でこんなことが起こるなんて私にとっては驚愕でした。
一番上の写真は、取り外した全てのバッテリーを並べてみました。
右がPanasonic、左がBrownから取り外したバッテリーです。
同色の2本はニッケル水素電池、1本だけのやつはリチウムイオン電池です。
製造メーカーを見ると、Panasonicは当然自社製品、BrownはFDKとSANYOでした、シェーバーが製造された当時、日本の充電池は世界のマーケットを席巻していたから当たり前といえば当たり前です。
今使っているPHILIPS製のシェーバーに内蔵されているリチウムイオン電池は、多分中国製ではないかと想像しています。
後、PHILIPSもヨーロッパのメーカーですので、シェーバー本体を見たらやっぱりトルクスネジが使われていました。
こりゃ、次回の分解作業までにトルクスネジ用の工具を調達する必要ありそうです。
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