OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

ハイテンションな闇夜

2016-05-06 17:22:34 | 歌謡曲

闇夜にドッキリ / 山本リンダ (キャニオン)

掲載したのはアクション歌謡路線を疾走していた、全く美しい山本リンダが昭和49(1974)年に出した、今日ではこれがなかなかの問題作と云われる「闇夜にドッキリ」をA面に据えたシングル盤です。

もちろん、ここで「今日では」と書いたのは、リアルタイムじゃ~何の事も思わず、ただただ素直にリンダワールドに酔わされていた感慨であって、結論から述べさせてもらえば、作詞:阿久悠&作曲:都倉俊一という絶対的なヒットメーカーコンビの定型パターンとも言うべき、ひとつの完結があるというか、実は後の昭和52(1977)年にピンク・レディーが放ったメガヒット「UFO」の元ネタが、殊更都倉俊一の編み出したメロディーやキメのリズムに顕著なんですよっ!?

サイケおやじは、そのピンク・レディーの「UFO」を聴いた瞬間、あれぇ~、これはどこかで???

というデジャヴに憑つかれ、しばらく悶々とさせられたほどです。

さて、しかしそれにしても、山本リンダが歌ってくれる「闇夜にドッキリ」は本当に素晴らしくて、これは皆様に実際に聴いていただくのが一番なんですが、とにかく前半をオドロの地底声とでも申しましょうか、相当にタカピー(今や死語?)な命令調で歌い、そして一転、サビではデビュー期の十八番であった甘え口調を全開させるという芸の細かさは、山本リンダの真骨頂だと思います。

アップテンポでも様々な彩を添えまくる穂口雄右のアレンジも良い感じ♪♪~♪

それとジャケ写の山本リンダが本当にクールビューティな佇まい♪♪~♪

いゃ~、この頃の彼女は特に最高だぁ~~~♪ と思うばかりです。

ということで、サイケおやじは明日からの大一番に備えて、気力の充実を図り、ハイテンションの策謀を模索しておりますが、そこに昭和40年代後半のポップス歌謡は有効ですねぇ~~!?

中でも山本リンダに限らず、激しいアクションでセクシーに舞踊り、きわどい衣装でズキズキに歌ってくれた当時の歌姫達には、今でも感謝を忘れていないサイケおやじです。

コメント
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