■ヘッドライト / シルビア・リー (Dan / 徳間音工)
先週 ~ 今週は全くコリアンウィークというか、とにかくも大谷翔平が移籍加入したドジャースとダルビッシュ有がエースのパドレスとの大リーグ開幕戦、そしてサッカーW杯では北朝鮮と日本の対決という事で、遮二無二盛り上がっている世相には、日頃天邪鬼なサイケおやじにしても本日は呼応し、取り出してしまったのが韓国系シンガーのシルビア・リーが昭和49(1974)年1月に出したシングル盤です。
ちょいと記憶が薄れてはいるんですが、彼女は決して「在日」では無かったのでしょうか、確かテレビオーディション番組「スター誕生(日本テレビ)」の韓国大会を勝ち抜き、いよいよ我が国での決戦大会で山口百恵に勝ってしまったという実力派スタア候補生だったんですが、皆様ご存じのとおり、日本ではイマイチ……、ブレイクしたとは言い難く……。
それでも幾枚か発売された彼女のシングル盤は今も根強い人気があるらしく、サイケおやじにしても、作詞:阿久悠&作編曲:三木たかしから提供の掲載盤A面曲「ヘッドライト」は、なかなか気に入っております。
いゃ~、なにしろ、これがイントロからヘヴィなビートが炸裂するミディアムテンポの演歌ソウルなんですから、たまりません (^^)
しかも、シルビア・リーのアルトボイスでの節回しが当時、セクシーアクション歌謡で人気絶頂だった山本リンダに酷似しているあたりも高得点ですし、だからこそ、絶妙のカタコト日本語による歌いっぷりが尚更に強い印象を残すんですねぇ~~♪
ちょっとばかり、すっきりした曲終わりが勿体無いと思うほどの仕上りは、しかし……、これはこれで正解でしょうか。
それゆえに繰り返し、聴きたくなってしまうのも確かな欲望の発露であります (^^)
ちなみにジャケ写に登場している彼女のポートレートからも一目瞭然というか、グサッと突き刺さって来る猫顔も個人的には気になるわけでして、当時のキャッチコピーが「東洋のキャッツ・アイ」ってのにも、納得してニンマリです (^^)
ということで、先刻から急にPCの機嫌が悪くなり、悪戦苦闘させられました (^^;
なんとか持ち直したものの、先が思いやられるなぁ……。
こんな時こそ、大音量でステレオ鳴らしたい気分ではありますが、まあ……、いいか(^^;