■女の意地 / 西田佐知子 (ポリドール)
さて、昭和45(1970)年末から翌年に欠けて、平浩二かリバイバルカバーヒットさせた「女の意地」は、それによって西田佐知子のオリジナルバージョンが再び人気を集めた事から、ついには本家本元よる新録バージョンが制作され、それをA面に収めたのが本日の掲載盤です。
発売されたのは昭和45(1970)年12月とされていますから、前述した平浩二のカバーバージョンよりも僅かに遅れて世に出たとはいえ、こちらも堂々の大ヒット (^^♪
で、気になるオリジナルバージョンとの違いとしては、川上義彦が両バージョンのアレンジを手掛けながらも、以前述べたとおり、オリジナルバージョンはジャジーな色合いも濃いムード歌謡になっていたのに対し、こちらの新録バージョンでは、泣きのアルトサックスとストリングスをメインに用いた演歌っぽさが表出しており、それでもテンポ設定に変化がそれほど感じられない事もあって、西田佐知子のアンニュイな歌唱が存分に楽しめるという、なかなか好ましい仕上がりだと思うんですが、いかがなものでしょう (^^♪
如何にも1970年代という各楽器やボーカルパートの分離の良いレコーディングには好き嫌いもございましょうが、サイケおやじは好きです (^^♪
う~ん、このあたりも含めて、これぞっ! オリジネーターの女の意地ってところでしょうか (^^;
ということで、昨夜は久々に夜の街で疑似宴会(?)となり、以前馴染みの店へ行ってみたら、ホステスさんの顔ぶれが、ほとんど替わっていました。まあ、それも諸行無常、コロナ禍の後遺症なんでしょうが、二次会的に入った別の店も、似た様な有様でしたから、新鮮な気分と言えば、そのとおりかもしれません (^^;
そして、それゆえに、ますます昔のあれやこれやに拘りを強めているサイケおやじであります (^^;