OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

魅惑優先主義の門あさ美

2021-07-19 17:30:18 | Singer Song Writer

ファッシネイション / 門あさ美 (ユニオン / テイチク)

ボサノバ歌謡と云えば、忘れちゃ~ならないのが、昭和54(1979)年5月に門あさ美が公式デビュー作とした本日掲載のシングル盤A面曲「ファッシネイション」ですよねぇ~~ (^^♪

と、またまた独断と偏見のサイケおやじではありますが、ひとつお断りしておかなければならないのは、門あさ美が歌う「ファッシネイション」は、明らかに男と女ではウケが違うんじゃ~なかろうか?

なぁ~んていう、思い込みがあるわけでして、簡単に言うと楽曲そのものの男好きするフィーリングと申しましょうか、異性に媚びた雰囲気が滲み出たプロデュースや制作方針が聊か「鼻に付く」という部分は否定出来ないかもしれません。

実際、そのあたりは当時から様々な言われ方をしていたんですが、サイケおやじは好きでしたねぇ~~ (^^♪

とにかく門あさ美にはナチュラルなフェロモンが滲み出た様な節回しの妙があり、それはこの「ファッシネイション」に限らず、自らの演目のほとんどを自作していたという、ある種の自己完結に基く確信犯!?

というレトリックを弄するのは、正に愚の骨頂 (^^;

まずは作詞:岡田冨美子&作曲:門あさ美、そして編曲:戸塚修のコラボレーションが見事に結実した「ファッシネイション」を聴けば一発!

そのニューミュージック系セクシー&ボサノバ歌謡の魅惑の世界に惹きつけられるのは男の冥利と思うほどですよ (^^♪

う~ん、正に曲タイトルに偽りなしってもんでしょう (^^♪

ちなみに門あさ美はヤマハ系のシンガーソングライターで、同社主催のコンテスト等々で世に知られ始めたのは八神純子柴田容子と時期的には同じ昭和50(1975)年頃だったそうですが、掲載のジャケ写ポートレートからもご覧のとおり、失礼ながらヤマハ系にしては洗練されたルックスがニクイほどですからねぇ~~、プロモーション企画との連動に時間が必要だったんでしょうか?

しかし、何故か彼女は公式レコードデビュー以降もライブ活動やテレビ出演は極端に少なくて、幻の美人シンガーソングライター的な売られ方(?)をしていたみたいなんですよ (^^;

でも、だからこそ、コアなファンや信者がそれなりに多く、レコードセールスもアルバムをメインに良かったそうですよ。ただし、サイケおやじはシングル盤を数枚しか所有していないんですが (^^;

ということで、話は変わりますが、またまた東京オリンピックにケチが付きましたですぇ……。

それは今回の儀式関連の音楽を担当している自称ミュージシャンの小山田圭吾が、過去に陰湿なイジメをやっていた事を自慢するインタビュー記事の掘り返し&蒸し返しなんですが、それについては本人&関係者が火消しに躍起なれど、世論は黙っていられないという、それもこれも東京オリンピックへの不信感の表れじゃ~ないでしょうか……?

大会関係者のパーティも盛大にやっているらしく、それでいて国民には様々な事柄で我慢を強いるという為政者どもの欺瞞も露わとなり、もはや素直に参加選手の真剣勝負を観戦するなんてこたぁ~~、出来そうもありません!

ここまで来てから止める事は無理なんでしょうが、オリンピックばかりではなく、世の中の事象全般おいて、ネット社会の現代では隠し事は不可能になりつつあり、しかし全てを詳らかにする事は決して良い方向へは進まないという、皮肉な真理も我々は知っていますから、なんとも考えさせられるばかりです (^^;

まあ……、だからこそ、個人の嗜好が大切にされる社会であって欲しいものです。

例えば、何と言われようとも、門あさ美が好きなように、ねっ (^^♪

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