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サイケおやじの生活と音楽

盛り場歌謡のデュエット定番 part-1:ふたりの大阪

2022-11-13 16:45:55 | 歌謡曲

ふたりの大阪 / 都はるみ with 宮崎雅 (日本コロムビア)

諸々の状況で先行きは不透明ではありますが、どうやら本年末は、それなりに宴会モードが復活しそうな雰囲気ということならば、そんな酒席には欠かせないカラオケデュエット定番としてはド真ん中なのが、掲載したシングル盤A面曲「ふたりの大阪」でしょう (^^)

もちろん、これは説明不要とは思いますが、昭和56(1981)年に都はるみが作詞:吉岡治&作曲:市川昭介から提供されたキャッチーな名曲で、しかもデュエット相手の宮崎雅とは、当時結婚していた彼女の夫の朝月廣臣(あさづきひろおみ)なんですから、その歌唱コンビネーションは言わずもがなの素晴らしさ!?!

というか、それでもジャケ写には宮崎雅が顔出しで登場していませんし、クレジット表記にしても、極めて小さな扱いになっている事は、掲載画像を再確認していただきたいところですし、前述した宮崎雅の正体・プロフィールに関しても、当時は公にはされていなかったという記憶が…… (^^;

もちろん、そのあたりの事情について、サイケおやじは詳らかに知るところもないんですが、その頃の都はるみは人気・実力共に絶頂期でしたからねぇ~~、そんな中で発表されたデュエット曲という企画には、ナゾナゾも必要だったと思われますし、デュエット相手への好奇心みたいなものが、尚更にヒットに結び付くという戦略があったかもしれません。

ちなみに、その宮崎雅の正体について、サイケおやじが幾分なりとも知ったのは、なんとっ!

この「ふたりの大阪」が大ヒット&ロングセラー化していた最中の翌昭和57(1982)年、都はるみの離婚が発表された時で、実は宮崎雅は昭和39(1964)年に朝月廣臣(あさづきひろおみ)として歌手デビュー、その後は作曲家として所謂二足の草鞋で活動していたらしく、ちょいと残した音源が気になったりも…… (^^;

閑話休題。

さて、そこで肝心の「ふたりの大阪」なんですが、やはりデュエット曲ならではの男女のパートに振り分けられた歌詞のセンテンスに附された覚え易く、トーシロにも節回しのキモを掴み易い歌謡メロディの完成度は高く、しかも柔らかなストリングスや抑えたラテンリズムを用いたミディアムテンポのアレンジは、斎藤恒夫のイイ仕事 ♪♪~♪

個人的にはナイロン弦のギターによるリズムプレイにリードギターは鉄弦のレキントギターという、如何にも夜の盛り場歌謡にジャストミートの演奏がニクイばかりの印象です (^^♪

ちみなに、余談ではありますが、この「ふたりの大阪」がオンタイムでヒットしていた頃、サイケおやじは関西方面への出張が頻繁で、通算する年間述べ日数が3ヶ月程度だった事もあったんもんですから、飲み屋で件の「ふたりの大阪」が歌い・歌われしていた場面諸々が思い出されたりもします、これを耳にすると (^^;

もちろん、歌詞の世界の様なロマンチックな思い出なんかは、微塵もないんですけどねぇ~~ (^^;

ということで、往年の我が国歌謡界には、デュエットによるヒット曲が様々残されていますし、ヒットせずとも名作・裏傑作として認知されている楽曲も、また然り!

拙ブログでは、そんなこんなのレコードもご紹介したく思っておりますので、よろしくお願いいたします <(_ _)>


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