OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

ヤン・シスターズの季節かな

2024-04-28 17:26:39 | 歌謡曲

子供すぎる彼 c/w 海が知っている / ヤン・シスターズ (キャニオン)

世間一般、いよいよゴールデン・ウィークがスタートしてみれば、この時期のサイケおやじはヤン・シスターズが聴きたくなる「パブロフの犬」という真相は、以前掲載した拙文によるところでしょうか (^^;

そこで取り出した本日の掲載盤は昭和49(1974)年2月に発売された、おそらくは彼女達の日本におけるデビューシングルと思しき1枚なんですが、台湾から出稼ぎに来たキャシー(vo,b)、ジェニー(vo,g)、ティナ(vo,key)、サンディ(vo,ds) の四姉妹は各々が楽器をマルチに演奏し、またリードボーカルも皆が担当出来た実力派ではありましたが、やはり当時の芸能界の常として、テレビ出演等々ではアイドルガールグループという扱いでしたから、バックはテレビ局がセッティングしたフルバンがやっていましたですねぇ~♪

ですから、それゆえにレコード発売されていた楽曲の魅力が存分に楽しめていたのは紛れもない事実であり、このシングル盤に収録されているA&B面2曲は共に作詞:千家和也&作曲:鈴木邦彦が提供した痛快なポップス歌謡 (^^♪

特にA面曲「子供すぎる彼」はアップテンポのソウル歌謡風味がイントロから全開で、ウネリを表出させたリードボーカルにリズミックな合の手コーラスの妙は流石、台湾というよりも、日本人離れした片言フィーリングがフィリピンバンドあたりにも通じる、そのドメスティックな洋楽趣味が素晴らし過ぎるんですねぇ~~♪

また、このあたりの竜崎孝路のオーケストラ&リズムアレンジも絶品でありましょう (^^♪

ですから収録B面曲「海が知っている」にしても、またまた冴え渡る竜崎孝路のアレンジがニクイばかりで、曲調そのものは往年のGS歌謡というムードも滲んではおりますが、アップテンポで歌いまくるヤン・シスターズの存在感の強さゆえ、これまたソウル歌謡の裏名曲じゃ~ないでしょうか (^^♪

う~ん、現代の歌謡界では、こ~ゆ~フィーリングで歌えるガールグループがサイケおやじには見当もつきませんので、ますますヤン・シスターズが愛おしいです (^^♪

ということで、皆様夫々に休日の楽しみは用意されていると思いますし、逆に仕事や生活の諸々に汲々とされていたとしても、心の豊かさを忘れないためにある趣味の世界は、有難いばかりと思います。

何をやろうか……?

それを考えるのも、また……、楽しい時間ですよねぇ~~♪

独り、納得しているのでした。


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