OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

中川梨絵と踊りたい

2012-04-27 15:28:02 | 歌謡曲

踊りましょうよ / 中川理絵 (For Life)

今年は日活百周年♪♪~♪

ということで、既に様々な企画や催し物がスタートしておりますが、やはりサイケおやじにとっては「ロマンポルノ」から人生の大きな思い出や教訓を与えられている事が一番かもしれません。

平たく言えば、ロマンポルノに出演された女優さんは青春時代からサイケおやじの孤独な欲望を満たす闇の中の妖精であり、中でも本日掲載のシングル盤で歌っている中川理絵は、サイケおやじが最初に好きになった成人映画のスタアでありました。

その彼女のプロフィールや出演作品のあれこれについては、拙サイト「サイケおやじ館」の「闇の中の妖精第4回」をご一読願いたいところですが、とにかく大きな目と鼻筋の女優的な整い方は、十八番で滲ませるアンニュイな存在感と見事なアンバランスのバランスを保ち、しかも特有の台詞回しのアクの強さや自ら納得しなければやらないとまで言われた裸の演技に対する情熱と相まって、唯一無二の印象を残しています。

で、サイケおやじが彼女を意識し、憧れたのは、やはりエロ本等のグラビアで見ることが出来た愛くるしい彼女の裸体と同時期に初主演作「OL日記・牝猫の匂い(昭和47年1月・藤井克彦監督)」が摘発された、あの事件があったからです。

しかし、もちろん当時はこの作品を見ることは叶わず、こんな素敵なお姉様が摘発されるほどエッチな映画に出ているのか……、という興奮があったのは言わずもがなでしょう。

そして初めて見ることが出来た作品は、昭和47(1972)年10月の「エロスの誘惑」でしたが、これはサイケおやじが初めて映画館でリアルタイムに鑑賞出来た成人映画でもありました。

以降、とにかく中川理絵の出ている映画には中毒症状で、中でも「恋人達は濡れた」はスケベ心を抜きにして、生涯の思い出となる作品です。

さて、そこでいよいよ本日のシングル曲「踊りましょうよ」は昭和51(1976)年末に出た、おそらくは中川理絵にとっては唯一のレコードA面曲で、彼女自らの作詞作曲にアレンジ&プロデュースは小室等、さらに演奏がムーンライダースという豪華版♪♪~♪

欧州系ジャズ特有のジプシースイング調のアレンジは、アコースティックギターやバイオリンが物悲しい雰囲気の曲メロを尚更に彩り、まさに中川理絵でしかありえない、そのせつなくて甘い節回しはスクリーンの中から存分にファンを慰めた魅力と同質の良さがあるんですねぇ~~♪

まあ、このあたりは逆に言えば、好き嫌いの領域かもしれませんし、ちょいとクセのあるフィーリングは確かにそうかもしれません。

しかし、それがファンにはたまらない個性である事も、また事実です。

ということで、中川理絵はサイケおやじにとっての憧れのスタアのひとりですから、実は翌年になって先輩に連れられ、四谷見附の彼女の店でご本人に会えた時は、もう棒を飲んだ様に緊張しまくり、文字通り全身がガチガチになりましたですねぇ。

う~ん、これもまた良い思い出♪♪~♪

そして前述した日活百周年イベントでは、5月からロマンポルノの傑作選も各地の映画館で上映されるそうですし、ネットでも予告篇と予定作品がご覧になれますので、ぜひっ!

最後になりましたが、中川理絵は決して巨乳系グラマーではありませんが、所謂モリマンとしてマニアの間でも有名ですし、撮影では前貼りを使わないとか、そうした素敵な実践を堂々と行っていたがゆえに、例の摘発事件の時も当局の峻烈な取り調べに対し、自信を持って平然と対処していたという伝説も忘れられません。

中川理絵、本当に好きです、と今日は愛の告白♪♪~♪

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