■Go Away / 中原めいこ (Eastworld / 東芝)
昭和59(1984)年に放った自作自演の大ヒット「君たちキウイ・パパイア・マンゴだね」の印象が強過ぎる所為でしょうか、中原めいこは所謂「一発屋」的なポジションに置かれている事は否めないとは思いますが、公式デビューした昭和57(1982)年以来、自らの音楽性を大切に作り上げていた諸作こそ、シティ・ポップの括りが出来上がった現在の再評価は個人的にも嬉しいものがあります (^^)
そこで本日ご紹介したいのが、昭和57(1982)年9月に出した掲載シングル盤A面曲「Go Away」でして、これはもちろん、中原めいこの作詞作曲によるダンスビートを用いたニューミュージック歌謡であり、せつない歌詞の世界に附されたメロディは地味ながら、絶妙のフックを効かせたニクイものですし、新川博のアレンジもツボを押さえた華やかさがありますから、彼女の歌いっぷりも堂々としていて好感が持てますよ (^^♪
しかし……、実は……、そのあたりこそが彼女の長所でもあり、逆に言わせていただければ、そ~した分かり易さがマイナスポイントに繋がってしまいがちなのは、サイケおやじの好みの問題でありましょうか…… (^^;
実際、そんなこんなの分かり易さがなければ、彼女だってヒット作を出せたはずもありませんからねぇ~~♪
それをマンネリとする世評は厳しくとも、確かに中原めいこはウケていたのが昭和50年代後半の記憶です。
ところが、彼女は何時間にか(?)海外へ移住したと伝えられ、現在は何処で何をやっているのか、サイケおやじは全く知るところがありません。
だからこそ、中原めいこの歌を聴いていると尚更に当時を思い出してしまうのは、贔屓の引き倒しでしょうか……。
まあ……、サイケおやじ自身が齢を重ねたというのが真相なんでしょうねぇ……。
ということで、本日も仕事で苦しめられました (>_<)
なんとか先行きは見えておりますが、時間に追われる生活から早く逃げ出しいものです。
Go Away ♪♪~♪