■恋のリズムボックス / 江口有子 (NAV)
好評♪
と、サイケおやじが勝手に思い込んでいる「この人」シリーズも、ついに第40弾として取り上げた江口有子は、それでも西野バレエ団出身という情報だけは得ております。
その所為でしょうか、掲載したジャケ写の雰囲気はダークでありながら、きっと彼女の衣装は黒のレオタードに違いないという妄想を喚起させてくれますし、しっかりとした眼差しと赤い唇に強い存在感を訴えられますから、そこが中古屋の片隅にある捨値コーナーであったとしても、ゲットさせられるは必然の1枚でありました。
で、昭和52(1977)年に発売された肝心のA面曲「恋のリズムボックス」は正直、ちょいとイージーな曲タイトルが???ではありますが、作詞:岡田冨美子&作曲:佐瀬寿一、そして編曲:船山基紀が提供したのはライトタッチのディスコビートで弾けまくった洋楽系アイドル歌謡でして、実は……、このメロディとリズムのキメって、絶対に有名なヒット曲のモロパクリだとわかっているんですが、サイケおやじの頭の中に鳴っている元ネタは、ロッド・スチュアートのアレかなぁ~~?
なぁ~んて、全くモヤモヤとした煮え切らない気分に満たされるばかり (^^;
とにかく、アップテンポで演じられる江口有子の歌いっぷりが吹っ切れた感じなんで、尚更に悔しいと申しましょうか、彼女の歌唱力は充分に認められるところと思います。
また、おそらくはダンスも得意だったはずですから、ステージギグやテレビ出演時には、この「恋のリズムボックス」を踊りまくって、歌いきっていたんじゃ~ないでしょうか。
もちろん、そう書かねばならないのは、サイケおやじは全く動く彼女に接した記憶が無い故の事です。
う~ん、ネットでも探索してみようかなぁ~~ (^^;
ということで、前述の元ネタ探索と併せて、事後報告が出来ればなぁ~~、と希望的観測に傾いているサイケおやじであります。
おぉ~~、そうだっ!
これって、フェイセズの「メイク・ミー・ダンス / You Can Make Me Dance, Sing Of Anything」かもしれないですよっ!
頭サビのところから、ばっちり似ているじゃ~~、ありませんかっ、この「恋のリズムボックス」はっ!
それをここまでアイドル歌謡ポップスに焼き直したあたりは、流石はプロのソングライターと感服させられるのでした。