としか思えないほど、本日は早朝から、あちらこちらへと引っ張り回されました。
それも仕事と割り切れば納得する他はないんですが、弱音が胸中に充満するばかり!?
ところが、そんなサイケおやじのダメっぷりを痛感させられたのが、本日の稀勢の里でした。
ご存じのとおり、前日の取り組みで大怪我したにも関わらず、今日もクールに出場しただけでも凄いのに!
きっちりガチンコをやって、当然の敗戦ですよ。
負けるは誰だって分かっているし、本人の悲壮な決意は、周囲にも「痛いほど」なんて言葉じゃ~失礼千万でしょう。
正直、だからこそ休場するのも立派なスジの通し方であり、そうなっても責められるはずも無いのに……。
一方、優勝を争っている照ノ富士は、これ以上ないほどダーティな仕掛けで勝利を掴むという、それもまたプロなればこその方法論と思いたいです。
なぜなら、これで照ノ富士は大悪役として、明日の土俵に立つのですよ。
それに立ち向かう稀勢の里は、万に一つの勝ち目も無いどころか、下手したら力士生命の危機にさえ!?
遮二無二盛り上がっていた今場所が、まさにこんな展開で強烈な大団円を迎えようとは、誰が予測出来たでしょう。
この、全くのハードボイルドには、己の弱さを痛感させられたサイケおやじです。
うむ、明日は明日、これから帰宅して、何をするべきか悩むのも、贅沢な幸せと思うばかりです。