OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

あそびの表裏一体

2024-01-12 18:58:50 | 歌謡曲

■あそび / 石田文子 (ビクター)

サイケおやじからすれば、何を今更……、としか思えないのが連日ワイドショウ番組のネタにされているダウンタウン・松本人志の女体喰いまくり騒動なんですが、事の真相は知らずとも、松本人志が半ば強引とも思える関係を云々という経緯なんて、どこまでが所謂「合意」だったのかが、問題なんでしょう。

例えば松本人志がツッコミだったとしたら、献上されたに等しい女性は犠牲者として上訴するのが当然かもしれませんが、そ~ゆ~集まりに参加した女性にだって、それなりの思惑が全く無かったという推察は難しいと思うんですよ。

つまり、割り切り方というか、例えはズレているかもしれませんが、外タレのロックスタアが来日して宿泊しているホテルには、グルーピーと称されていたイケイケの女性ファンが大勢入り込み、お目当てのスタアと一夜を共にするなぁ~んていう実態が確かにあるわけですし、そんなこんなは世界中で常識化しているもんですから、ストーンズは歌まで作っておりますし、ゼップのロバート・プラントはステージで、「昨夜の娘は良かったぜ」みたいなMCをやらかし、それがブートではありますが、しっかり記録されているブツが幾つも残っているんですよねぇ~~。

もちろん、我が国の芸能界にしても、そ~した女性&女の子ファンの行動なんて、表沙汰になっていない話が山の様にあるわけで、サイケおやじも、そんな話は業界関係者から聞かされた事が度々ありましたですよ。

それじゃ~、何故に今回、松本人志だけが遡上に?

―― という動機や経緯を明らかにする事も、事件の本質や真相を騒ぎ立てる過程において、必須だと思うんですがいかがなものでしょう。

サイケおやじとしては、それが「遊び」の一言で要約出来る気がするんですけどねぇ……。

ということで、本日の1曲は昭和51(1976)年1月に石田文子が出したシングル盤A面曲「あそび」であります。

もちろん、楽曲の内容は前述した松本人志の騒動には完全に無関係なんですが、阿久悠が綴った歌詞の世界には背伸びした大人の関係に憧れる少女の心理がソフトタッチで描かれており、井上忠夫が附したソフトロックなメロディラインも石田文子の不安定な歌唱音域と節回しを逆手に活かしたプロの手際!?

そして、竜崎孝路のアレンジも何時もながらのソツの無さがニクイばかりに冴えているもんですから、ミディアムアップで悪びれずに歌う彼女のアイドルっぽさは本物なんですよねぇ~~♪

う~ん、この罪の意識の希薄さは本人が意識せずとも、周囲の大人には今も昔も伝わろってしまう、ある意味のアブナイ雰囲気であり、それもこれも、石田文子のロリ系な声質と節回しがあればこそ!?

―― かもしれません(^^;

ということで、もしも、松本人志がツッコミをやらかしていたとしたら、これまで被害女性は泣き寝入りをさせられいたところを明るみに出したわけで、事件性云々を取り上げるとしたら、やっぱり裁判しか道は無いでしょう。

本日の拙稿は多分に失礼千万な内容になってはおりますが、サイケおやじの忌憚のないところとして、お叱りは覚悟しております <(_ _)>

この世の中、全てを詳らかにする事は決して良い事とは思わないわけですが……、ど~なりますやら……。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 医療は待たされるからこそ | トップ | これは大推薦! 大場久美子... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

歌謡曲」カテゴリの最新記事