OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

新春の決意あらたに猟盤す

2018-01-05 19:56:23 | 歌謡曲
罪のように愛して c/w 海 / 岩下志麻 (日本ビクター)

サイケおやじの猟盤活動、今年の買初めは掲載の岩下志麻がフェロモン大放出の1枚♪♪~♪

もう、中古屋の店頭で邂逅した瞬間、このジャケ写に魅せられてのお買い上げだったんですが、肝心のブツの概要としては、どうやら発売は昭和48(1973)年のシングル盤という事で、この美しきポートレートは篠山紀信の撮影です。

そして収録内容は両面共に作詞:有馬三恵子&作編曲:坂田晃一が提供した、岩下志麻の語りと歌が半々のバランスで活かされた好企画♪♪~♪

殊更A面収録の「罪のように愛して」は坂田晃一が十八番のクラシック調のメロディにシャバダバなコーラススキャットを控えめに用いたミディアムテンポのアレンジが最高に心地良く、そこに岩下志麻の熟女の熱っぽさが入った未練な語りから消え入るような節回しによる歌謡本篇が繋がるという構成は、全く彼女の主演作でしかありえない美学でしょう♪♪~♪

もちろん、皆様ご推察のとおり、綴られた歌詞の主題は若い男との許されざる恋愛と別れなんですから、たまりません♪♪~♪

それはB面「海」でも続篇的に展開され、こちらは尚更に映画的な語りがアンニュイな色気に直結している仕上がりかと思いますが、ひとつお断りしなければいけないのが、既に述べたとおり、このシングル盤は本日ゲットしてきたばかりなもんですから、楽曲の紹介を綴るにしても、件の中古屋の店頭で聴かせてもらった唯一度の印象によるものですから、勘違いでしたら、ごめんなさいです。

しかし冷静になってみれば、これを自宅のオーディオスピーカーの前で鳴らして鑑賞するには、些かの勇気と居直りが必要……。

おそらくは、というよりも、ジャケ買い趣味の1枚として壁に直行する公算が大きいと自覚する次第です。

ということで、堂々のスタア女優による、こ~ゆ~フェロモンレコードが制作されていた「昭和」という時代は、やっぱり素晴らしいっ!

それを追想しつつ体験体感出来る幸せを、今年も追及していく決意をあらたにしているのでした。
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