OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

夏でも秋でも八神純子の節は永遠

2019-10-05 19:53:19 | Singer Song Writer
Touch You, Tonight / 八神純子 (ディスコメイト)

今日は、なんか10月とは思えないほど暑かったですねぇ~~~!?!

そこで季節外れの夏向きの曲をお題にしようとレコード棚を漁っていたら、掲載盤のジャケットが引っかかって、あれぇ~~、八神純子のレコードだけど、ジャケ写はちっとも本人らしくないよねぇ~~!?

正直、忘れていたとはいえ、八神純子のレコードだとは瞬時に分からなかったという自らの不明を恥じ、針を落としてみたら、これが秋にはジャストミートのAOR歌謡だったんですから、いやはやなんとも、言い訳にも窮する次第です。

しかし、繰り返しますか、作詞:三浦徳子&作曲:八神純子が狙ったのは完全に大人の世界ですし、瀬尾一三のアレンジも当時の流行最先端だった、ちょっぴりブラコン系のAORがド真ん中 ♪♪~♪

なによりもサウンド作りが、発売された昭和57(1982)年10月という時代そのまんまで、当時を体験された皆様ならば、これこそ典型的な同時代の「洋楽の音」と、納得して懐かしい気分になられるんじゃ~ないでしょうか。

演奏メンバーは今剛(g)、西本明(key)、岡沢茂(b)、林達夫(ds) というリズム隊をメインに当時トップのスタジオミュージシャンが参集しており、それはこの「Touch You, Tonight」も収録して翌年に発売されたLP「ロンリーガール」へ受け継がれる現在進行形の流行歌でありました。

しかし、決してこの「Touch You, Tonight」はヒットしたとは言い難く、まあ、その頃はニューミュージックに分類される歌手やグループならば洋楽同様、アルバムが主戦場と申しましょうか、シングルヒットがなかろうとも立派に評価された時代だったんですが、それにしても彼女の場合は例のパクリ騒動があったにしろ、問題の「パープルタウン」の大ヒットからCMタイアップやテレビの主題歌がらみのシングルヒットを連発していた頃でしたから、何か妙に落ち着いた感じがしましたし、カッコ良すぎて敷居が高かったイメージもありますから……。

で、そんなこんなを思い出しながら聴いていると、それでも全篇「八神純子の節」が出まくっているのは心地好いですねぇ~~♪

ということで、ほとんど「らしくない」ジャケットではありますが、中身は「八神純子」がたっぷり楽しめる裏名曲かもしれませんよ、「Touch You, Tonight 」は。

うむ、秋に発売されるにふさわしいと思うばかりです。
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