九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

韓国ネット事情   落石

2008年05月26日 19時17分19秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
朝鮮日報の記事です。
韓国では大統領が代わって、民営化が始まろうとしています。
そこで、民営化はコワイというデマ?がネット上に。

  

「水道料金が跳ね上がってシャワーもできず、
電気料金がかさむためパソコンも立ち上げられなくなる」
「健康保険が民営化されれば、2年以内に医療費が10倍以上も跳ね上がる」
「指を切っても、一般市民は自分で治療しなければならない」

 国営企業の民営化に反対する「デマ」レベルの主張が、
「ネイバー」「ダウム」などのポータルサイトや
一部のインターネットメディアなどで急速に広まっている。
李明博(イ・ミョンバク)政権が国営企業を民営化すれば、
健康保険料、水道料金、高速道路の通行料などが跳ね上がり、
一般市民にばかりしわ寄せが行くというわけだ。
実際、外国の事例を見れば、民営化直後に膨大な費用が発生するため、
一部の公共料金が上がるケースはある。


 だが、最近出回っているうわさは根拠に乏しく、
しかも誇張されたものがほとんどだ。
「デマ」レベルのうわさを流した人が誰なのかも分からないまま、
ネット上に拡散し、口コミで広がっている。
これは狂牛病(牛海綿状脳症、BSE)に関するデマが流れ始めた時期と
似たような状況だといえる。

(民営化の先輩日本。小泉さんの改革をよく観察してくださいね。)

日本のネットでは、こうしたデマ?は流れているのかな?
しかし逆に考えれば、アメリカの事情が日本のネットでもっと流れていたら、
郵政民営化は、あんなにスンナリと通っただろうか?




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ヒラリー氏 超ド級失言 へそ曲がり

2008年05月26日 18時04分26秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
“ロバート・ケネディ暗殺も6月だったわ”

 米大統領選の民主党指名争いで、最後の抵抗を続けているヒラリー・クリントン上院議員から超ド級の大失言が飛び出した。
 ヒラリー氏は23日、インタビューで選挙戦から撤退しない理由について、1968年6月、大統領選同党候補レース中に暗殺されたロバート・ケネディ元司法長官を引き合いに「ボビー(元長官の愛称)が暗殺されたのも6月だったわ」と発言。
 指名が確実視されているオバマ上院議員の不測の事態を期待していると受け取られかねず、最終盤で致命的な失態となりそうだ。

 共同、時事電などによるとヒラリー氏の失言は23日、6月3日に予備選が行われるサウスダコタ州の地元メディアとのインタビューの中で飛び出た。
 ヒラリー氏は、民主党の分裂を招きかねないのに指名争いを続ける理由について「夫(ビル・クリントン前大統領)も(92年)6月の予備選を戦った。(ケネディ元大統領の弟)ボビイ・ケネディがカリフォルニアで暗殺されたのも(68年の大統領選挙中の)6月だったと発言。
 黒人初の米大統領を目指すオバマ氏は暗殺の恐れが懸念され、厳重な身辺警護が敷かれている。ヒラリー氏の発言はオバマ氏に不測の事態が起きれば、自らに指名の機会が回ってくるとの認識の表れともとられかねない。
 米メディアは一斉に「不穏当な発言」と大きく報道。オバマ陣営の広報責任者は「発言は遺憾であり不謹慎だ」との声明を発表した。
 ヒラリー氏は発言が報道されて波紋を広げたのを受け、「指名争いが6月まで長期化した事例を挙げたまでだ」と記者団に釈明。また、ロバート氏の弟のエドワード・ケネディ上院議員が脳腫瘍で一時入院した直後のため「歴史的事実に言及しただけで、ケネディ家を傷つける意図はなかったが後悔している」と述べた。
 民主党の大統領候補指名争いが長期化する中、本選挙に向けて党内の分裂を避けるため、水面下ではオバマ・ヒラリー両氏で「正副大統領候補」となる策も模索されてきたが、今回の「ヒラリー失言」で実現は困難になったとの見方が強まっている。
 ヒラリー氏が引き合いに出したロバート・ケネディ氏は、63年に暗殺された兄ケネディ大統領の意思を継ぎ、68年、大統領選の民主党候補指名争いに参戦していた。

  (中日スポーツ 5/25より)
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市場経済とは?    落石

2008年05月26日 09時16分07秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
新郷久さんの詩「羊飼いの知恵を忘れた人間の異業」を読んで。

狂歌を一首

  市場経済を私情経済と変換し

           両手にあまるクレジットカード  落石
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グランパス、3分の1を終わって(6)ストイコビッチのスタイル  文科系

2008年05月26日 08時03分37秒 | スポーツ
6 ストイコビッチのスタイル

このシリーズの最後として、監督のストイコビッチのやり方を、彼の言葉、行動、来歴などからまとめあげてみたい。

①最初に、彼がどういうチームを理想としているかということだ。
「チームとしての『自分らのスタイル』を持つこと」を彼は常に強調する。その『自分らのスタイル』とは、先ず最低限こういう特徴のものであろう。
「ボール・ポゼッションを重視する全員守備・全員攻撃の攻勢的サッカー」
「ワンタッチ、ツータッチで繋いでいく、シンプルなパスサッカー」
そして、「そういう自分らのスタイルを理解する『フットボール・インテリジェンス』を選手全員に最も強く要求するスタイル」
さて、以上は選手として自分自身が一番重視してきたことを語っているに過ぎない。彼はこんなことも言っているのだから。
「最も重要なことは、私がサッカーを理解しているということです。なぜなら、ピッチの上で選手が何をすればいいのかというメッセージを示すのが、私の仕事だからです」(「フットボール・ダイジェスト4月29日号」から)

②確かに彼自身がそういう選手だった。選手としてのキャリアで最も華やかな舞台は90年ワールドカップ・イタリア大会であるが、世界を沸かせたそのゲームで当時25歳の彼はその『フットボール・インテリジェンス』を十二分に見せてくれた。ベスト4を賭けてマラドーナのアルゼンチン(前回86年の優勝国)と闘い、PK戦で敗れた好ゲームが、後の語りぐさになっているのだ。前半30分ほどで1人が反則退場。延長戦を含めた残り90分ほどを、オシム・ユーゴは、アルゼンチンと互角以上に10人で闘ったのだった。この大会で監督を務めたイビツァ・オシムはこう振り返っている。
「技術が高いだけでない。ピクシーは人を動かして、自分も動ける。彼はセルフィッシュではないコレクト(正しい)な選手だった」
「汗かきもオトリになることも厭わない選手だった」
(以上、集英社、木村元彦「オシムの言葉」より)
80~90年代、分裂前の旧ユーゴは世界の人材の宝庫。イタリア、スペインで大活躍した選手が多い。その全盛期の代表選手がピクシーなのである。

③その『自分らのスタイル』に自信があるからなのだろう。ピクシーはこんなことも語っている。
「私はここまでグランパスの選手たちに、勝てというプレッシャーを与えたことはありません。まずは、チームとしてのスタイルをしっかりと作り上げること。そうすれば、結果は自ずと後から付いてくるものだからです」(同上「フットボール・ダイジェスト」)
選手個人に対しての彼は、非難がましいことはいつもほとんど言わなくて、ポジティブな発言が多く、「褒めて育てる」やり方の人のようだ。このやり方で育ちなおした典型が、例えば玉田圭司であろう。彼は久々に日本代表に入り、この24日のコートジボアール戦で先発して1点を上げている。

④その代わり、ストイコビッチ自身はもの凄く勉強、努力をする。以下は、非常に頭の良い人の言葉だと、僕は思う。
「新しいチャレンジではありますが、何をやったらいいか、という迷いは一切ありません。(ここで質問「まったく?」。これに対しても)
「はい(笑い)。自分のすべきことを整理できていますし」
また「去年のグランパスの試合はDVDでほとんど観ましたが、そこにはたくさんの問題がありました。まとまりがない。コンパクトさもない。スペースも与えている。これではカウンターアタックを食らいやすい。(中略)そして、一番の問題はチームの団結力がなかったこと。これはすぐに変えなくてはいけないと思いました」
(以上も、同上誌から)

これで、本当に勝てて行くことになったら、実践的にも真に頭の良い人だと証明されるわけだが、相手もあることだし、僕にはそれはまだまだ分からないとしか言えない。それほどに現在の日本サッカー界が激しく発展している、下克上の時代だからである。

(終わり)
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