●『朝日新聞』内のせめぎあい?
夕刊の一面大見出しは、「自高 民低」
朝刊の一面大見出しも、「自民、単独過半数の勢い」
だったので、よほど嬉しかったのだろう。そう思ってよく見ると、
候補者が自党の党首をどう見ているかというおかしな調査だった。
が、いずれにしても、「自民 確固と復活」という高らかな表明には違いない。
この凱歌をあげている主流派?に対して、
朝刊の「プロメテウスの罠」と、夕刊の「原発とメディア」は、右翼化に抗する反主流派か?
●有名になるには
今日の「原発とメディア」には3、11直後の会議の模様が記されている。
名古屋本社編集局長の長谷川智(55歳)が、30キロ圏外にもかかわらず記者の入っていないいわき市などに行く希望者を募ってはどうか、と発言すると、
東京本社編集局長の杉浦信之(54歳)は、危険だと反対した。
長谷川智氏は、昨年名古屋の中ロータリークラブに招かれた時、脱原発に踏み切った城南信用金庫を紹介したが、現在は東京本社の教育総合センター長として就職講演会などが主な仕事の模様。
片や杉浦氏は東京本社の編成局長。
朝日新聞を読売、産経以上の原発推進紙としたのは、原子力ムラに取り入って退職後も原子力関係機関の主であった岸田純之助氏。先に92歳で天寿を全うされたが、その自叙伝にはこうある。
「長い間、私は朝日新聞社では隅っこでの仕事しか与えられなかった。
仕方がないから外で有名になる方策を主体にし、“朝日という城を外から攻めるのだ”と、
我が家ではいつも言ってきた」
夕刊の一面大見出しは、「自高 民低」
朝刊の一面大見出しも、「自民、単独過半数の勢い」
だったので、よほど嬉しかったのだろう。そう思ってよく見ると、
候補者が自党の党首をどう見ているかというおかしな調査だった。
が、いずれにしても、「自民 確固と復活」という高らかな表明には違いない。
この凱歌をあげている主流派?に対して、
朝刊の「プロメテウスの罠」と、夕刊の「原発とメディア」は、右翼化に抗する反主流派か?
●有名になるには
今日の「原発とメディア」には3、11直後の会議の模様が記されている。
名古屋本社編集局長の長谷川智(55歳)が、30キロ圏外にもかかわらず記者の入っていないいわき市などに行く希望者を募ってはどうか、と発言すると、
東京本社編集局長の杉浦信之(54歳)は、危険だと反対した。
長谷川智氏は、昨年名古屋の中ロータリークラブに招かれた時、脱原発に踏み切った城南信用金庫を紹介したが、現在は東京本社の教育総合センター長として就職講演会などが主な仕事の模様。
片や杉浦氏は東京本社の編成局長。
朝日新聞を読売、産経以上の原発推進紙としたのは、原子力ムラに取り入って退職後も原子力関係機関の主であった岸田純之助氏。先に92歳で天寿を全うされたが、その自叙伝にはこうある。
「長い間、私は朝日新聞社では隅っこでの仕事しか与えられなかった。
仕方がないから外で有名になる方策を主体にし、“朝日という城を外から攻めるのだ”と、
我が家ではいつも言ってきた」